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「業務スーパー」の冷凍タピオカ、爆売れの謎を追ってみた

都内店舗で売り切れ続出

モチモチ食感が人気で、若い女性を中心にブームが再燃しているタピオカミルクティー。最近も台湾発のチェーンによる新規出店が相次ぎ、買い求める人々の行列が絶えません。

そうした中、神戸物産の展開する「業務スーパー」の冷凍タピオカが、店舗で品切れを起こすほど「バカ売れ」状態に。ブームの追い風はあるものの、どうしてそこまで売れているのでしょうか。


人気すぎて品切れ状態に

タピオカミルクティーの価格は、「春水堂(チュンスイタン)」や「ゴンチャ」など代表的なチェーンで1杯500円前後。トッピングを追加すると金額がさらに加算されるので、メインの客層である10~20代の女性にとって決して安くはない金額です。

「自宅でタピオカミルクティーを作れたら、コストを抑えられて、行列に並ばなくてもいいのに」――。そんなタピオカファンの切なる願いを見事に受け止めたのが、業務スーパーの冷凍タピオカだったというわけです。

業務スーパーの「タピオカドリンク(ミルクティー)」
業務スーパーの「タピオカドリンク(ミルクティー)」

同社の「冷凍インスタントタピオカ」は熱湯で30秒加熱するだけで、黒光りしたプルプルのタピオカができ上がります。極太ストローとミルクティーの素がセットになった「タピオカドリンク(ミルクティー)」もあり、こちらは内袋ごと4分湯煎するか、電子レンジで1分半加熱するだけ。

しかも価格は、300グラム入りの「冷凍インスタントタピオカ」が275円(税別、以下同)、65グラムが4食入りの「タピオカドリンク(ミルクティー)」は298円。牛乳や氷などの費用を考慮しても、1杯当たりにかかるコストは100円前後に収まる金額です。

業務スーパーのタピオカを食べてみた

タピオカは、南米原産の「キャッサバ」というイモから、でんぶんを抽出したものが原料。これを粒状にして乾燥させたものが「タピオカパール」と呼ばれます。こうした乾燥タピオカを利用する場合、一晩水につけて戻したり、煮込んだりする必要があります。

しかし、業務スーパーの冷凍タピオカであれば、電子レンジで手軽に調理できるうえ、1杯当たりのコストは100円前後と割安。この2つの要素が大ヒットにつながっているようです。

ネット上では「業務スーパーのタピオカがコスパ良すぎて神」「業務スーパーに売ってるタピオカ、マジ熱湯に30秒で解凍できるから便利ー!」といった投稿が上がっています。一方で、「いつ行っても品切れ」「業務スーパー2ヵ所も行ったのにタピオカ両方品切れ」など、購入できないと嘆く報告も多数書き込まれています。

業務スーパーのタピオカミルクティー

記者が東京23区内の複数の業務スーパーに在庫を問い合わせたところ、いずれも品切れ。しかし、偶然訪れた店舗で「タピオカドリンク(ミルクティー)」購入できました。

作ってみるとしっかりと紅茶の味がして、タピオカの食感もモチモチ。タピオカドリンクのチェーン店で飲むものと、大きな差は感じられない仕上がりです。

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