はじめに

食欲が減退しがちな暑い時期に一役買ってくれるのが料理を引き立たせる「薬味」たち。みょうがや生姜、大葉やねぎなど、いつもは付け合わせにつかう薬味をたくさん入れて、山形の「だし」風常備菜をつくりましょう。

本場山形では、それぞれのご家庭で「だし」の家庭レシピがあるそうです。薬味たっぷりの常備菜でこの夏を元気に乗り越えましょうね。


図2

基本レシピ「山形だし風薬味ぶっかけ」

本場山形のだしは、きゅうりやなす、オクラに昆布などを加えますが、今回のレシピはそれを簡単にしたもの。なすを入れないのでアクが少なく、さっぱりといただけます。

図3

「山形だし風薬味ぶっかけ」の材料

材料分量
きゅうり1本
みょうが2本
生姜3cm分くらい
大葉 5枚
◎醤油 大さじ2
◎みりん 大さじ1
◎砂糖 大さじ1
◎酢 小さじ1

図4

「山形だし風薬味ぶっかけ」の作り方

1.きゅうりはスライサーで一部分を残して皮をむき、5mm角くらいに切って塩(分量外)でもんでおく

図5

図6

図7

2.みょうが、大葉も細かく切り、生姜はみじん切りにしておく

図8
図9
3.1のきゅうりから水分が出たらキッチンペーパーでしぼる

4.◎の調味料を全て合わせ、600Wの電子レンジで30秒加熱する

図10

5.2,3の中に4の合わせ調味料を入れ、全体を混ぜて冷蔵庫で1時間ほど冷やす
図11
図12

ポイント

・きゅうりをもっと細かく切るとより味が馴染みます。
・オクラや昆布などネバネバが出る食材を入れると本場の「だし」らしくなります。
・そのままごはんや豆腐にのせてお召し上がりください。

図13

レシピ/k-meals, 片山けいこ
湘南の自宅にて店舗兼工房k-meals,主宰。管理栄養士。Webメディアへのレシピの執筆、自宅工房での料理教室、ケータリングやプチギフトの制作などフードコーディネーターとして活動中。肩ひじ張らないあたたかみのある自然体な食ライフスタイルを提案している。現在3児の母。k-meals, Facebook, instagram

元記事:作り置き常備菜シリーズ『山形だし風薬味ぶっかけ』とアレンジレシピ

(この記事はケノコトからの転載です)

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