はじめに

ミヨシ油脂(4404)

創立100年を越える老舗の食品・化学の油脂素材メーカー。生産設備の製造技術力につよみがあり、食品事業では国内生産量トップクラスとなっているほか、油化(化学)事業でも独特の市場を開拓しています。

2020年11月6日に新設された株主優待では100株保有で1,000円のQUOカードがもらえます。

参照:ミヨシ油脂「IR情報」

ハイパー(3054)

法人を対象にコンピュータ本体やソフトウェア、周辺機器などを販売する「ITサービス事業」のほか、「アスクルエージェント事業」も展開しています。「ユーザーニーズ実現企業」を経営理念に掲げており、セキュリティー関連事業への取り組みにも注力しています。

100株保有で1,000円のQUOカードがもらえます。

参照:ハイパー「配当情報・株主優待情報」


配当+優待利回りがもらえる銘柄を紹介してきましたが、インカムゲイン狙いで高利回りの株を長期投資するというのも、戦略の一つかと思います。

なお今回の銘柄はあくまで一例で、個別の銘柄の売買を推奨するものではありません。株主優待を狙って買いが増えることにより、権利付最終日にかけて株価が上昇することがあることは覚えておいてください。投資は、現在の株価水準と株主優待の魅力とを検討した上で、ご自身で判断をしてください。

皆様の投資戦略の参考になれば幸いです。

12月5日週「相場の値動き」おさらい

12月9日(金)の東京株式市場の日経平均株価は、前日比326円58銭高の2万7,901円01銭と3日ぶり反発。12月2日(金)の日経平均株価は2万7,777円90銭でしたので、週間では123円11銭の上昇となりました。

今週の相場は、手がかり材料が少なかったと言えるのではないでしょうか。

11月の米ISM非製造業景況感指数が56.5と市場予想を上回ったほか、10月の54.4から改善を見せており、12月FOMCでは0.5%の利上げが折り込まれていますが、その次の2月FOMCでも0.5%の利上げとなるのではないかとの見解が出てきておりFRBによる利上げ長期化、ターミナルレートが上がるとの懸念が株式市場の重しとなっているようです。

12月13日(火)にCPI、14日(水)のFOMCの結果発表など重要イベントを控えての手控えムードも。15日(木)にはECB理事会、19.20日には日銀金融政策決定会合もありますので、おさえておきましょう。

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