はじめに

結婚7年目、共働きで2人の子どもがいるAさん。夫が独身時代に買った中古の軽自動車に乗っていますが、車内の広々した新車に乗り換えたく、購入だけでなくサブスクリプションサービス(サブスク)の利用も検討したいとのこと。

サブスクを利用した場合に月額料金を無理なく支払えるのか、FPの酒井富士子氏が家計診断した上でお答えします。


2人目の子どもが1歳になり、家族で出かける機会が増えました。今の軽自動車は4人乗るには狭く、夫が独身時代に買った中古車なので装備の古さも否めません。キャンプにも行けるよう大きめの新車に乗り換えたいのですが、娘が小学校へ入学する2年後までにマイホームも購入したいので、自動車ローンを組んでいいのか迷っています。

少し調べたところ、購入ではなくサブスクでリースする方法があると知りました。毎月定額を支払うだけというシンプルさに魅力を感じていますが、我が家の家計で利用することは可能でしょうか? 購入とサブスクとの違いについても詳しく知りたいです。

乗り換えの初期費用にいくらか必要なら、次のボーナスを1回分貯蓄せず、それを元手にすることも考えています。また近々、夫は昇給の予定があり、給与は月3万円、ボーナスは1回10万円程度アップする見込みです。

【相談者プロフィール】
・夫:会社員37歳、妻:会社員35歳、長女5歳、長男1歳
・住まい:関東地方
・年収:夫550万円、妻300万円
・毎月の給与(手取り):46万円(夫29万円、妻17万円)
・年間のボーナス(手取り):170万円(夫1回60万円、妻1回25万円)
・毎月の世帯の支出の目安:40万円

【毎月の支出の内訳】
・住居費(駐車場代込み):12万円
・食費:4万円
・水道光熱費:2.5万円
・通信費:1万円
・保育費(2人分):4万円
・レジャー・外食費:3万円
・夫のお小遣い:3万円
・妻のお小遣い:2.5万円
・雑費・その他:4万円
・予備費:4万円

【クルマに関する支出】
・ガソリン代:月8,000円(レジャー・外食費に含む)
・自動車保険料、車検代、各種税金:年間15万円
※駐車場代は住居費に含む

【資産状況】
・毎月の貯蓄額:6万円
・ボーナスからの年間貯蓄額:50万円
・現在の貯蓄総額 500万円

酒井:2人のお子さんにお金がかかる中で、年間120万円以上貯金できているのは優秀です。結論から申し上げると、この貯蓄ペースを崩さない範囲であれば、クルマは購入でもサブスクでもご自身のニーズに合わせて乗り換えることができると思います。

家計状況から車保有にかけられる費用を算出

中古で車内が狭い軽自動車から、家族がゆったり乗れる新車への乗り換えを希望しているというAさんですが、マイホーム購入の希望もあるとのこと。現在の家計状況では想定外の出費への対応がむずかしいため、なるべく出費を平準化したいところです。その点、サブスクは支払いサイクルが一定なので、安心です。

サブスクを利用する場合、予備費をできるだけ使わずにサブスク代にお金を回し、アップする予定の給与やボーナスの一部をクルマの費用に充てる形になります。上のお子さんが小学校に上がれば、今かかっている保育費の負担も減るので、そうした費用を回すこともできそうですね。また今の家計にあまりムダは見られませんが、通信費は格安SIMに変えるなど、チリツモで節約を心掛けることで多少の家計改善の余地もありそうです。

以上の状況から、Aさんがクルマにかけられる費用は、月の支払いが3-4万円、ボーナスからの支払いが15万円/回程度が目安となります。これを踏まえ、サブスクを利用するといくらになるのか、見てみましょう。

今回ピックアップするのが、毎月定額で新車に乗ることができる日産のサブスク「おまとめプラン」です。Aさんが希望する大きめの車種「日産セレナ e-POWER ハイウェイスターV(2WD)」で、おまとめプランを利用した場合のシミュレーション例が以下になります。

日産セレナ e-POWER ハイウェイスターV(2WD)(C)日産自動車株式会社

【条件】
・対象車:日産セレナ e-POWER ハイウェイスターV(2WD)
・車両本体価格(オプション無):3,686,100円
・契約年数:5年
・自動車保険込み(18等級 ゴールド免許、35歳以上担保)
・車両登録月:9月
・頭金、ボーナス払いあり

【シミュレーション例:おまとめプラン】
・前払リース料:297,000円
・通常月払リース料:34,980円
・ボーナス月払リース料:149,232円(1、8月)
・リース料総額:3,538,320円
※自動車税、車検点検費用、タイヤ・バッテリー交換等メンテナンス費用は本プランに含む
※価格は全て税込

あくまでシミュレーション上で条件により異なりますが、Aさんの場合は日産のサブスク「おまとめプラン」を選択することで、5年契約で頭金・ボーナス払いを併用することで月払リース料を約3.5万円/月におさえられ、新車で購入するより約15万円ほど低い金額で希望を実現することができました。詳細は後述しますが、おまとめプランには購入時にかかる法定費用やその後にかかる維持費用、そして任意保険も含まれているため、料金が全てコミコミでわかりやすく、手続きや管理の手間や時間を削減でき、追加の料金がかかる心配がないのも魅力です。