はじめに

クラウド会計ソフトを導入する

クラウド会計ソフトを使うと、事業用に作成した預金口座やクレジットカードを連携させ、経費を手間なく漏れなく計上することができます。また、青色申告決算書や確定申告書の作成も可能です。e-Taxに対応している会計ソフトもあり、最大65万円の青色申告特別控除の要件を満たすことができます。

手書きの帳簿でも帳簿づけは可能ですが、簿記の知識がないと入力に時間がかかってしまい、入力ミスや計上漏れの恐れもあります。節税と自身の事業の時間を確保するために、クラウド会計ソフトの導入を選択するほうが良いでしょう。

会計ソフトを選ぶ際には、下記3つのポイントを目安として選ぶとよいでしょう。

①確定申告必要書類の作成まで対応している
②電子申告(e-Tax)に対応している
③事業用の預金口座やクレジットカードと連携できる

会計ソフトの無料お試し期間を利用して、ソフトの使い方や利用できる機能、自分が見たい情報がすぐ見ることができるのかなどの相性を確認しておきましょう。

青色申告を選択していない人はすぐに申請書提出を

節税に青色申告は欠かせません。事業用の預金口座・クレジットカードを用意し、クラウド会計ソフトを使い、e-Taxで確定申告をすることで、手間を減らしながら青色申告の特典を受けることができます。

青色申告は、開業から2か月以内、すでに開業済みの方は3月15日までに「所得税の青色申告承認申請書」を提出する必要があります。忙しさを理由先送りにしているとあっという間に提出期限が過ぎてしまいます。来年のご自身のために、今すぐ行動してくださいね。

【監修】伊達有希子/ファイナンシャルプランナー(CFP、1級FP技能士)

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