はじめに

学資のために保険で積立て

子どもの学資のために積立てをする場合、児童手当を積立てに充てているひとを多く見かけます。学資保険という商品は利率のいい時代には人気がありましたが、現在保険商品としては人気がありません。NISAを使っているひとも増えています。

保険の利点を使って、終身保険を使った学資積立の例を紹介します。

30歳男性、第一子出産に伴い、学資のために終身保険260万円に加入しました。死亡した時に保険金260万円が支払われる保険。従来の学資保険のように遺族年金や子供の医療保障などは一切付帯されていない保険です。保険料は児童手当1万円を充てています。

払込期間は高校入学を控える頃を目指し15年間とします。積立をしている間は、解約返戻金が払込保険料より下回りますが、払込終了後は、払込保険料を上回るような仕組みです。

死亡に対する保障があるため、投資信託などを使っての資産形成に比べると、15年後の資産額は多いとはいえません。ですが、がんと診断確定、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態になった時に、保険料の払込を免除する特則をつけることで、保険での積立の効果がでてきます。がんに罹患してしまった場合、積立を続けることが経済的に難しくなることもありますが、この特則があることで、保険をやめることなく、目標まで保険会社が積立を続けてくれます。保険ならではのメリットです。

税金を払いすぎていませんか? 自分に最適な節税をお金のプロに無料相談[by MoneyForward]