はじめに

相場全体が暴落しても配当でしのぐ

通常の株価の上下のなかで、想像していないレベルで株価が暴落してしまうこともあるでしょう。株式市場全体の急激な下落が与える心理的負担は、通常の下落以上に大きいものです。

しかし、慌てて株を売ってはいけません。損失を確定させてしまえば大打撃になる一方で、相場は下がり続けることはなく、いずれ回復してくるからです。過去にどのような暴落があって、どのように回復してきたか知っておくと、冷静に対処できます。

著書「マンガと図解 50歳からの新NISA×高配当株投資」(KADOKAWA)より

暴落は市場全体に大きな影響を及ぼしますが、必ずしも企業そのものの力が失われることを意味するわけではありません。市場が暴落していても業績好調・配当維持、増配であれば回復を信じて保有、買い増しをしておくとよいでしょう。

また、業績自体は好調で配当が出ていれば、暴落時にも収益を出せます。これは高配当株投資の強みのひとつといえます。しかし、業績不調で増配停止、減配であれば、見切りをつけて売ってしまうほうがよいでしょう。

著書「マンガと図解 50歳からの新NISA×高配当株投資」(KADOKAWA)より

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