超ハイスペック王子でも玉砕する、「親との同居」条件つき婚活の難易度

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講演会の際に、東北地方のあるエリアの地域結婚相談センターの方からこんな悩みを打ち明けられました。

「男性会員から女性会員へのお見合いの申し込みによって、ある程度のお見合いは成立してはいる。ただ、男性側からの「結婚したら自分の実家で同居してほしい」という希望がカップリング成立の壁となっている。男性の実家から女性の勤務先への通勤が不可能なケースでの発言が多く、『最初から私が仕事を辞める前提での交際は、やはり考えられない』『私の今の仕事のこともプロフィールに書いてあったはずなのにどういうつもりなのか』という苦情に近い相談さえもでている」

親との同居については、経済的なメリット、そして、夫婦2人のどちらか一方とその親だけはこれまで生きてきた環境を死守できる、という環境メリット(一方、パ―トナー側はこのメリットを捨てることになる)の2つのメリットがあるということができます。

親と同居してほしい、という提案は、提案者側にそもそも何らかのメリットがなければ提案されることがないため、どちらかには捨てがたいメリットということなのでしょう。

しかし、その提案はパートナーにとっても同様に相応のメリットがあるものでなければ受理されることはまずありません。一方的なメリットしかないのであれば、同居条件付き結婚自体が破棄されることとなります。

では一体、どれくらいのカップルが親との同居付き結婚生活を送っているのでしょうか。

今回は、同居条件付きの婚活そのものの是非を語るのではなく、統計的に見た場合の「同居条件付き婚活の難易度」を皆さんとみてみたいと思います。

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