あの「ヤクルト1000ブーム」はどこへ? 株価半値となった【ヤクルト本社】の3つの下落要因

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一時は“爆売れ”で社会現象にまでなった「ヤクルト1000」。睡眠改善やストレス軽減といった機能性が話題となり、SNSでは「眠れるドリンク」として大流行しました。とくにコロナ明け直後には、どこにいっても売り切れで、なかなか手に入らなかったことを覚えています。ヤクルト本社(2267)の株価も2022年~2023年にかけて大きく上昇しました。

しかし、そんなヤクルトの株価が今、冴えません。2024年以降はじわじわと下落し、2023年の高値からは半値以下に落ち込んでいます。直近では、2021年の安値を更新し、2022年からの上昇はすっかり帳消しとなりました。2025年には決算での下方修正も重なり、市場から厳しい目が向けられています。さらに、アクティビスト(もの言う株主)との対立も表面化しました。

超優良企業と評されることが多かったヤクルトにいったい何が起きているのでしょう?

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