「できれば家事なんてやりたくない!」
「誰か代わりにやってくれないかな」
心の中ではこのように思いつつも「自分がやるしかない」とイライラしながら家事を頑張っている人は少なくないでしょう。『忙しくても家をキレイにしておきたい! 「やらないこと」から決める 世界一シンプルな家事』の著者であり、知的家事プロデューサーの本間朝子さんも毎日の仕事と家事の両立に悩み、つらさから泣いたことも少なくなかったとか。
そんな経験から生まれたのが、時間や体力がなくても家事がラクにできる「知的家事」という方法です。知的家事とは、生産性の高い工場の考え方や仕事における業務改善方法など、ビジネスの考え方を応用して本間さんが編み出したものです。
家事も、ある意味では作業です。効率的に行うには、やるべきことを絞り込み、やらなくていいことは極力やらないという、ビジネスの考え方が使えるのです。(本書はじめにより)
本間さんが家事の時短を目指す人にまず基本としてオススメするのが、家事に対する「発想の転換」です。本の内容よりそのエッセンスをみてみましょう。