生活
食事や買い物、通信、交通など、日々の生活全般のお金の話を紹介します。
火災保険は建物だけで十分?
実は見落とされがちな家財の補償
火災保険の相談をしていると、「火災保険は建物だけでいいですよね?家財はいりませんよね?」という質問をよくいただきます。家財保険は日常生活に溶け込んだ持ち物の保険なので、普段はあまり意識されず、必要性を感じにくい人が多いようです。しかし実際には、災害や事故のあと、生活を立て直すために欠かせない補償でもあります。今回は、家財保険が必要な理由や、補償金額の目安を詳しく解説します。
「お金=見えない数字」になっていない? キャッシュレス世代の子どもに“価値の重み”を教える、家庭での解決策
週に1回の「アナログ習慣」
ある日、子どもたちのおままごとの様子を見て、筆者は思わず笑ってしまいました。「お支払い方法は?」「PayPayで!」「ではこちらのQRコードを読み取ってください」スマホ操作を誘導する流れまで完璧で、まるで本物の店員とお客さんのようです。思えば、私たち大人も現金を使う機会がめっきり減りました。スーパーやカフェ、コンビニでもスマホをかざせば支払い完了。財布の中身を確認することも、硬貨を数えることもほとんどありません。子どもたちにとっても「お金を払う=スマホをかざす」という感覚が当たり前になりつつあります。そして今、そんな“現金に触れない世代”の子どもたちにとって、どうすれば「お金の価値を感じる力=金銭感覚」を育てられるのかが、親世代にとって新しい課題となっています。
12月で健康保険証が廃止に! まだ対応していない人はどうすればいい?
マイナ保険証への切り替え完全ガイド
12月2日以降、「病院で保険証が使えなかった」「窓口でマイナ保険証を出すように言われた」という声がSNS上で急増しています。中には「知らなかった」「まさか本当に使えなくなるとは思わなかった」という困惑の声も少なくありません。これは、2024年12月2日から従来の健康保険証の新規発行が停止され、2025年12月1日をもって完全に廃止されたことによる制度変更です。つまり現在、これまでの健康保険証では医療機関での受診ができず、マイナンバーカードを保険証として利用する「マイナ保険証」、または「資格確認書」が必要です。「保険証がない=医療を受けられない」というわけではありませんが、手続きが済んでいない人は早急な対応が必要です。特に気温も冷え込んで体調を崩しやすいこの時期、いざという時に慌てないよう、今のうちに準備を整えておきましょう。
年収が高いのに貯まらない人、年収が低くても貯まる人「貯まる家計」の3条件
「貯まる家計」の本当の条件
「年収が高いのに貯まらない」「年収が低くても堅実に貯めている」。家計調査を見ると、年収1000万円でも貯蓄ゼロ世帯が存在する一方、年収300万円台でも数千万円以上の金融資産を持つ家庭もあります。違いを生むのは、収入額ではなく支出と負債の構造です。年収では測れない家計を整えることこそ、豊かさへの第一歩です。金融資産が少ない家計のパターン3つと、貯まる家計になる3つの条件をお伝えします。
クレジットカードは有料、無料どう選ぶ? 年会費ありのカードを選ぶなら確認したい4つのポイント
「持つ・持たない」の判断基準
キャッシュレス化の拡大とともに、クレジットカードは“支払い手段”から“お得を生むツール”へと進化しています。最近では、年会費を払ってでも持つ価値がある「高付加価値カード」の人気が高まっています。とはいえ、「無料カードでも十分?」「有料カードで元が取れる?」と悩む声も少なくありません。この記事では、有料カードを選ぶための条件や判断のコツ、無料カードとの違いを具体的なカード事例とともに解説します。
年末年始を安心して楽しむための5つの備え
非日常に潜むリスクから身を守るには?
年末年始は、どのようなご予定がありますか?長期休暇を利用して旅行へ出かけたり、実家へ帰省したりと、普段とは少し違う生活になる方が多いのではないでしょうか。しかし、こうした“非日常”の時間には、思わぬリスクが潜んでいます。たとえば、交通事故による死亡事故が最も多いのは12月です。年末年始は事故が増える傾向があるため、十分に注意したいものです。そこで今回は、年末年始に役立つ保険をいくつか紹介します。
ローソンも無印良品も50%還元! 12月後半の注目キャンペーンまとめ
セブン-イレブンで最大30%還元も
12月後半も見逃せないキャンペーンが多数登場しています。その中から、実際に使いやすく、お得度の高いものを中心にピックアップしました。
旅行でスーツケースが壊れたら保険で直せる? 知っておきたい航空会社の補償とクレジットカード付帯保険の注意点
実際に破損したときはどうすればいい?
空港のターンテーブルを流れてきたスーツケース。「あれ? キャスターが取れてる…」。そんな「まさか」のトラブル、実は保険でカバーできる可能性があります。年末年始の旅行・帰省シーズンに向けて、旅行保険やクレジットカード付帯保険を上手に活用すれば、旅の安心度は上がります。“泣き寝入りしないための備え方”を解説します。
投資の割合が増加し、旅行は減少…2025年「冬のボーナスの使い道」は2024年と比べてどう変わった?
節約疲れをした方向けの「自分へのご褒美」のすすめ
そろそろ冬のボーナスシーズンですね。ボーナスを受け取る予定のみなさんは、使い道をもう決めていますか?今回は、この冬みんながどのようにボーナスを活用する予定なのかを、最新のアンケートデータからチェック。2024年のデータと見比べてみると、今年は変化しているポイントが4つありました。最後に注意点もお伝えしていますので、ぜひご覧ください。
ホットクックやルンバは、時間を生み出す「投資」。キャンパーFP白柳麻美さんに聞くお金の使い方
みんなのお金の使い方
ファイナンシャル・プランナーや経営者など「お金のプロ」に、リアルなお金の使い方や家計管理の方法を聞く連載企画「みんなのお金の使い方」。どこにお金を使い、どこで節約するのか、持ち家か、賃貸か、保険は入るか、入らないかなどの質問から、その人の「お金の価値観」を紹介します。また、普段どのように家計管理をしているのか、家計簿・資産管理アプリ「マネーフォワード ME」をどのように使っているかを聞きました。回答者:白柳麻美FP歴:3年目マネーフォワード ME歴:9年目
交通系ICカードが使えるお店で7%還元! 12月の注目キャンペーンまとめ
マクドナルドでポイント20倍も
年末に向けてお得なキャンペーンが次々と始まっています。今回は、その中でも気軽に使えて効果の大きいものを厳選してお届けします。
子どもや認知症の家族がトラブルを起こしたら、誰が責任を負う?
個人賠償責任保険で備える家族のリスク
公園で遊んでいた幼い子どもがボールを投げ、駐車中の車にキズをつけてしまった。認知症の高齢者が外出中に誤って他人を転倒させてしまった。このような場合、「損害を与えた本人」に賠償責任は発生するのでしょうか。また、こうしたケースをカバーできる保険はあるのでしょうか。今回は、「責任無能力者」による事故と、その賠償責任・補償について考えてみます。
資産形成が順調な人ほど感じる”お金が減る恐怖”、身につけるべき「お金を使う力」とは?
30代・子ども1人の共働き医師夫婦をモデルにFPが解説
「資産は順調に増え、将来の見通しに大きな不安はない」。それでも、いざ住宅購入や教育費などのまとまった支出を前にすると、お金が減ることに強い抵抗・不安を感じてしまう。そんな高所得夫婦は少なくありません。日々の仕事に追われながらも、堅実に貯蓄や投資を積み重ねてきた結果、お金を使うことに慣れていない状態に陥っていませんか? しかし、本当に豊かで満足度の高い人生を実現するためには、お金を増やす力と同じくらい「お金を使う力」も欠かせません。本記事では、資産形成が順調な世帯こそ意識したいお金の使い方について、医師夫婦をモデルに具体的な考え方を解説します。
結局「年収の壁」はどう変わった? 2025年改正での変更点まとめ
結局、いくらまで働くのが正解?
パート・アルバイトとして働く多くの人が直面しているのが、複雑すぎる「年収の壁」。2025年、「年収の壁」に大きな制度改革があり、壁はより複雑に。そんな中、あなたの働き方は“損をしない”選択ができているでしょうか。知らないままでは、気づかぬうちに手取りが大きく減ってしまうかもしれません。今回は、結局「年収の壁」がどのように変わったのか解説します。
小売から旅行まで「ブラックフライデー」が拡大! イオン、ユニクロ、Amazon... 2025年セールの動向
小売だけでなく旅行業界にも広がるイベントに
国内では大手小売り各社が11月21日からブラックフライデーセールをスタートさせました。米国の感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日、金曜日に開催される大規模な小売セールがブラックフライデーです。実店舗だけでなくオンラインでも広く展開され、小売業者間で激しいセール合戦となっています。
安くてシンプルな「共済保険」で十分?民間保険との違いと加入時の注意点
共済で補えない部分と慎重に確認するポイントは?
「保険料はできるだけ抑えたい」「難しい保障内容は苦手」という人に人気なのが、県民共済をはじめとする「共済保険」です。テレビCMや郵便局などで目にしたことがある人も多いでしょう。加入手続きが簡単で、月1,000円前後から入れる手軽さが魅力ですが、民間保険とは仕組みや保障内容が異なります。共済保険の特徴と加入時の注意点を整理してみます。
保障範囲が拡大!進化する収入保障保険、選び方のポイントは?
介護や障害もカバー、暮らしに寄り添う保険へ
2025年には、各社から新しい収入保障保険が相次いで登場しました。収入保障保険とは、定期保険の一種で、被保険者が死亡または高度障害になった際に保険金を受け取れる保険です。近年は、死亡・高度障害以外のケースでも保険金が受け取れるように、支払事由を拡大した商品が増えています。ただし、その「死亡以外の要件」は保険会社によって異なり、保障の組み合わせも複雑化しています。ここでは、収入保障保険の最新動向と選び方のポイントを解説します。
公立学童は2年生から入りにくくなることも…高額だから諦めるはもったいない「民間学童」の選択肢
「どんな放課後を過ごしてほしいか」を考えることが重要
小学校入学を控えると、多くの共働き家庭が直面する「小1の壁」。1年生であれば、共働き家庭の子どもは公立学童にはほぼ入れるといわれています。しかし、エリアによっては2年生以降、公立学童に入りにくくなることをご存じでしょうか。「急に放課後の居場所がなくなる」──そんな不安を減らすために、今から準備できる選択肢のひとつが「民間学童」です。今回は、年長ママである筆者が実際に体験した“早めの慣らし利用”のメリットや、民間学童の費用感・特徴についてお伝えします。