「『会して議せず、議して決せず、決して行わず』となるのが一番いけない。必ず成果を生み出していかないといけない。会員の英知を結集して、迅速に成し遂げ、実用化に向けて動き出すのが大事」
今年4月にSBIホールディングス(HD)の北尾吉孝社長が中心となって発足した「証券コンソーシアム」。証券関連業界が一丸となって、業界横断的な研究と共通基盤の構築を目指して、先端技術を活用した新たな金融インフラを検討する目的で設立されました。
その第2回全体会が8月22日に開かれ、3つのワーキンググループ(WG)の方向性とスケジュールが示されました。開会のあいさつに立ったSBIHDの北尾社長は、冒頭のようにコメント。参加企業に発破をかけました。
参加企業数が当初の35社から51社に拡大し、いよいよ実働フェーズに入った“証券大連合”。今後はどのような動きを模索しているのでしょうか。