効果は五輪以上?「ラグビーW杯」が日本株に与える影響度

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「世界中の青空を全部東京に持ってきてしまったようなすばらしい秋日和でございます」。1964年10月10日。NHKの北出清五郎アナウンサーの名調子で東京五輪開会式のテレビ中継が始まりました。会場となった国立競技場のスタンドは約7万5,000の大観衆で埋め尽くされました。

あれから半世紀余りを経て、東京は2度目の五輪を迎えようとしています。日本の株式市場でも東京五輪関連銘柄の動向に注目が集まっています。建設、警備、スポーツ用品、フィットネスなど特需への期待が膨らむ業界は少なくありません。

一方、2020年の五輪・パラリンピックに先駆けて開催されるものの、五輪に比べると株式市場で経済効果がまだ十分に織り込まれていないとみられるのが、ラグビーのワールドカップ(W杯)です。

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