東日本大震災の発生から、今日で8年。日本各地で鎮魂の祈りを込めた行事が数多く開かれていますが、東京で暮らしていると日常のあわただしさの前に震災の記憶は徐々に過去のものとなり、思い出すのは3月11日が近づいてから、という人も少なくなさそうです。
しかし、被害の大きかった福島、宮城、岩手の3県では、震災は過去のものではありません。とりわけ、福島第一原子力発電所(フクイチ)の事故により、避難を余儀なくされた区域に住んでいた人たちにとっては、現在進行形の問題でもあります。
3.11から8年が過ぎた被災地の現状はどうなっているのでしょうか。「MONEY PLUS」では、今も一部が帰還困難区域となっている福島県南相馬市小高区を取材しました。