レオナルド・ダ・ヴィンチといえば、『モナ・リザ』や『最後の晩餐』で知られる芸術家です。彼は偉大な発明家であり、科学者であり、ルネサンスの時代を代表する万能人でした。そんな彼と複式簿記との意外な関係を、みなさんはご存じでしょうか?
初めまして、Rootportと申します。『女騎士、経理になる。』というマンガの原作を書いている者です。
このコラムでは歴史の物語を通じて、縁遠くなりがちな複式簿記を身近に感じてもらいたいなあ……と思っています。
「複式簿記って、いったい何だ?」という読者もいらっしゃるでしょう。さっそく私のマンガを読んでいただきたいところですが、ここでは「複雑な商売をするときに必須の帳簿の付け方」と理解してください。