初値は公募価格の3倍、“アナログなスポーツ人材斡旋企業”が株式市場で人気のワケ

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昨年12月26日、2019年のIPO(新規株式公開)の“トリ”を務める形で、東証マザーズにユニークなベンチャー企業が上場しました。「スポーツフィールド」という会社です。

やっていることは人材斡旋。業種そのものは極めてオーソドックスですが、最近新規に上場した会社の中でも人気は高く、上場初日は買いが殺到し、取引が成立しませんでした。上場2日目になってようやく初値がつきましたが、その価格は8,500円。公募価格2,730円の実に3倍でした。

株価の騰勢はすぐに落ち着きましたが、それでも上場5営業日目に当たる1月7日終値は7,370円で、公募価格の2.7倍。PER(株価収益率)は51.16倍、PBR(株価純資産倍率)は18.83倍という人気ぶりです。

同社の成長性への期待値がそれだけ高いわけですが、投資家を惹き付けているものは何なのでしょうか。

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