MONEY PLUS > 生活 > 大手企業を装いSMSで発信、3億円を騙し取った「詐欺のトリセツ」大手企業を装いSMSで発信、3億円を騙し取った「詐欺のトリセツ」多田文明2020/01/24生活振り込め詐欺や架空請求詐欺による被害は相変わらず多いですが、その背景には、やはり取説(トリセツ)の存在があります。前回は、悪徳商法を見てきましたが、それ以上に、詐欺は巧妙で、えげつないやり方で迫ってきます。どんな騙しを仕掛けてくるのでしょうか。用意周到に準備された手順書の実態をみてみましょう。 続きを読むあわせて読みたい「街金」にお金を借りたらどうなる? 業界歴20年の業者に聞いてみた上司に「それ、パワハラです!」はNG、「パワハラを受けた」と感じたらどうする?高額商品を売りつける”悪”の電話マニュアル、「トリセツ詐欺」の手口やってはいけない闇バイト、海外電話の「かけ子募集」に電話をかけてみると海外からも見知らぬ番号で着信あり、電話をかけてみるとこの記事の著者多田文明詐欺・悪質商法に詳しいジャーナリスト怪しい勧誘に誘われたら、“ついていく”という雑誌の連載をきっかけに、ルポライターとして活動し、詐欺・悪質商法などへの潜入数は100ヶ所以上にのぼります。著書「キャッチセールス潜入ルポ~ついていったらこうなった」(彩図社)は番組化され、ゴールデン枠の特番で8回放送。現在も、情報・報道番組などでコメントをするなど、多数のテレビ・ラジオに出演。騙されないための講演、講座も行い、消費者庁「若者の消費者被害の心理的要因からの分析に係る検討会」の委員も務めました。著書に『だまされた!「だましのプロ」の心理戦術を見抜く本』(方丈社)など多数。著者の他の記事を読む