高級路線で大ヤケド、「ガスト」が狙う低価格デジタル業態への変身

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「想定通り客単価は上昇したが、客数が大きく下がり、最後に第4四半期で来店頻度が間延びした段階で、大きな業績の悪化につながった。減益の大きな要因がここにある」――。2月13日に開かれた2019年12月期の決算説明会で、すかいらーくの谷真社長は増収減益の原因について、こう分析しました。

リーズナブルな価格帯のメニューが中心のファミリーレストラン「ガスト」で、高価格帯に商品価格を寄せたのが裏目に出たというのです。人件費高騰や消費増税の影響で深刻な打撃を受けている外食業界にあって、すかいらーくはどのような手を打つのでしょうか。

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