統計からわかった、「わたナギ」のヒットが景気回復のサインである理由

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2020年4~6月期実質GDP成長率・第2次速報値は前期比年率▲28.1%となり、第1次速報値の同▲27.8%から下方修正となりました。現行統計(平成23年基準)で遡れる80年4~6月期以降で最大の減少率になりました。

法人企業統計のデータが弱かったため、前期比▲1.5%だった実質設備投資が、同▲4.7%へ大幅に下方修正されたことが主因です。他の主要系列では実質個人消費・前期比は▲7.9%。実質輸出の前期比▲18.5%と大きく減少しました。新型コロナウイルス感染症の影響で経済活動が停滞したことを示す数字と言えるでしょう。

しかし、最近発表された経済統計を詳しくみると7~9月期に経済は持ち直したことが期待されます。また、身近なデータも景気拡大局面に入ったことが示唆しています。どういうことなのか、詳しく見ていきましょう。

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