コロナ禍が影響?年々犯罪が増えるパリ生活から学ぶ防犯心がけ

生活

昨年、二度もスリの被害に遭いました。23年間のパリ生活で、スリにあったのは計3回。そのうち2回が2020年、コロナ禍の昨年でした。

一度目は春の外出制限が開けた6月、オペラ座がある繁華街のエリアで買い物をした後、帰宅してから財布がなくなっていることに気づきました。2度目は秋の外出制限中の11月で、同じくオペラ座エリアの地下鉄改札を通る際、すれ違いざまにiPhoneを取られました。気付きようのない素早さでした。

これまでほとんどなかったスリ被害に二度もあったのは、「たまたま」でしょうか。スリたちが「観光客が減ったパリで少ないカモを捕まえるのに必死だ」というような話も耳にしています。筆者がスマホ盗難の被害届を出した警察署の署員は、「このところ窃盗が増えている」とも、こぼしていました。コロナ禍の影響は、パリの治安にも影響を与えているのでしょうか。

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