米政府が主催する「気候変動サミット」が4月22~23日に開催されました。会議に先立ち、主要国は2030年に向けた温室効果ガス(GHG)の排出削減目標を発表。日本は従来目標の2013年度比26%減から46%減へと7割以上引き上げる方針を決定し、米国は2005年比50~52%減らすと表明しました。
今年の11月には、地球温暖化を抑制できるかを決定付けるイベントが、英グラスゴーで開催されます。コロナ禍の影響で約1年延期された「第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)」です。世界各国の閣僚が集まり、「カーボンプライシング」などの重要課題で合意を目指す見通しです。