五月病で「やる気」が出ない。でも、本人のせいだけではない可能性も!?

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月曜日の朝、「これから1週間がまたはじまる……」と憂鬱な気分になる。とくに、連休明けはなおさら。いわゆる「五月病」かもしれません……。

そんな、いまいち「やる気」が出ないときに、中には「やる気が起きないのは、自分が怠けているせい」などと無理に自分のお尻を叩き、なんとか奮起をしようとする人もいます。また、上司から、「休み明けで、たるんでるんじゃないか」と叱責されるケースもあるでしょう。

このように「やる気」が出ないのは、個人の努力が足りないからだと考える人も多いものです。

しかし、『こうして社員は、やる気を失っていく ~リーダーのための「人が自ら動く組織心理」~』の著者で、リクルートで組織人事コンサルタント、ファーストリテイリングで執行役員人事総務部長、ソフトバンクでブランド戦略室長などを歴任し、現在は経営コンサルタントとして活躍されている松岡保昌さんによると、実際は、上司や周囲との関わりや、会社の制度・処遇などの影響によって「やる気が下がってしまう」ケースも少なくないようです。

そこで今回は、「社員がやる気を失っていく組織」について執筆いただきました。
※本稿は『こうして社員は、やる気を失っていく』(松岡保昌・著)の一部を抜粋・加筆修正して、再編集したものです。

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