ブランド名を明かさず「匿名宝飾店」と大きく描かれた店舗が、原宿に2023年9月8日(金)から24日(日)の期間限定で出店していました。期間中の累計来場者数は5,500人と大盛況で、整理券を配るほどのにぎわい。期間中の20日(水)に覆面ブランドが「4℃」であると明かされました。
「4℃」といえば、『19歳の誕生日にプレゼントされると幸せになれる』という都市伝説が有名です。わたしが19歳のときにもすでに囁かれていましたので、かれこれ○十年以上、語り継がれており、これはある意味かなりの知名力です。ただ一方で、それを揶揄するような言葉もSNSなどで散見されることもあり、憧れのブランドとは言えなくなっているかもしれません。
そんな状況を打破するための施策が今回の「匿名宝飾店」でした。来店者が店を出る際に初めてブランド名を明かした上で、アンケート調査を行ったところ、83%が「4℃のイメージが変わった」、78%が「正体は意外だった」と答えたそうです。