全国各地で、「寂れてしまった住宅地」が増えつつあります。
例えば、
・古家が数軒建つ程度で、大半が雑草の空き地区画になった住宅分譲地
・空き部屋だらけになってしまった住宅団地(アパート)
などです。
こういった住宅地は、最近では「限界ニュータウン」と呼ばれることもあります。言葉の響きからも、いわゆる”まちとしての発展の限界”や”限界集落”と化したネガティブなイメージが想像できます。
今回は、この「限界ニュータウン」について、
・限界ニュータウンが生まれた社会的背景
・限界ニュータウンの所有者の現状
についてみていきたいと思います。