年末が迫り、平成30年もカウントダウンの時期に入りました。そして、年を明けると、いよいよ平成もラストスパートです。この平成の30年間の消費で、一番大きく変わったことといえば、「若者がモノを買わなくなった」ことではないでしょうか。
平成が始まったのはバブル真っただ中。海外旅行へ行くたびにブランド物をどっさり買う若いOLやローンを組んで新車を買う新入社員の男性の姿なども目立ちました。それがバブル崩壊以降、失われた20年を経て、若者ほどモノを買わなくなっています。今の若者では、ブランド物やクルマを持つことが必ずしもステイタスにはなりません。
若者はなぜモノを買わなくなったのでしょうか。この30年で若者の価値観はどのように変わったのかみていきましょう。