老後に一番心配なのは「終の棲家」、どんな選択肢がある?

老後

読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。

住宅ローンの支払いも終わり、定年前に子供も独立するので自分たちの老後について妻と話す機会が増えてきました。まだ老後資金に多少の不安があるものの、一番の心配は終の棲家をどうするかです。今住んでいるマンションを売却して、有料老人ホームに入るのか、小さめなマンションに引っ越して過ごすのかなど、いろいろなプランがあるかと思います。その中で今の資産状況から、自分たちにどのような選択肢があるのか、他の方の例を参考にさせていただけないでしょうか?


〈相談者プロフィール〉
・男性、52歳、既婚(妻:52歳・パート)、子供2人(22歳、15歳)
・職業:会社員
・手取り世帯月収:61万円(ボーナスなし)
※妻のパート代10万円は家計に含まない


【資産状況】
・預貯金:1050万円
・確定拠出年金:540万円
・有価証券:2500万円
・学資保険:380万円(満期据え置き)


【支出の内訳(53.25万円)】
・住居費:3.1万円(ローン完済のため管理費・修繕費・駐車場代のみ)
・保険:3.2万円
・教養・教育費:8.2万円
・通信費:1.2万円(携帯3台、Wi-Fi)
・自動車:1.2万円(保険、ガソリンなど)
・食費:14万円(生協5万円、外食代)
・水道光熱費:2.05万円
・日用品:1.8万円
・趣味・娯楽:6万円
(ゴルフ1回、スポーツ用品、ペット用品)
・衣服・美容:2万円(クリーニング代など)
・健康・医療:1.3万円
(スポーツクラブ、ペット病院代)
・交通費:2万円(子供の定期代含む) 
・交際費:3.7万円(飲み会など)
・使途不明金:3.5万円

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