5~10%の燃費不正が明らかになった
三菱自動車が製造する軽自動車62万台の燃費について意図的に実際よりもよく見せるという不正行為を行っていたことがわかりました。不正が発覚したのは4車種で、三菱自工が販売する「eKワゴン」「eKスペース」と日産自動車がOEM販売している「デイズ」「デイズルークス」です。
今回の不正、実は三菱自動車の内部からではなく、供給先の日産自動車が気づいたものです。供給された車を日産が独自に調べたところ、どうしてもカタログにあるような数値にならないため、三菱に問い合わせ、その結果、内部調査でようやく不正が発覚したというのが経緯です。
三菱自動車の軽自動車はスズキ、ダイハツなど競合メーカーと比較した燃費性能で苦戦をしていて、それが原因で現場が燃費データを改ざんしたという報道も耳にしました。実際そのようなことがあったのかもしれませんが、それでも不正は不正です。