はじめに

充電方法やインフラはどうなる?

ボディ左側後方に普通/急速充電口が設置されています

充電に関しては急速/普通を含めた3種類の選択肢があります。自宅などでの普通充電の場合は満充電まで約18時間かかりますが、50kmまでの距離であれば5時間程度で充電が可能。また出力の高いウォールボックス型はその半分で充電できます。

最もポピュラーな急速充電器である「CHAdeMO(チャデモ)」を使えば約50分で80%まで充電が可能。高速道路のSAやショッピングモールなどに設置されているケースが多いので買い物の間に充電を済ますことができます。

この他にもスマホ向けの専用アプリを使い、充電状態の確認のほか、充電時間の指定ができる「リモートチャージング」、これから暑くなる時期に重宝する乗る前にエアコンを作動できる「プリコンディショニング」もe-208には標準装備されます。

充電インフラや充電料金に関しては今回アナウンスされませんでしたが、先日筆者がリニューアルしたプジョーの店舗に行った際「EV充電設備を入れるように設計してあります
」とのこと。徐々にではありますがプジョーディーラーでの充電も可能になっていくと考えられます。

ガソリン車だって大幅進化

どうしてもe-208の陰に隠れがちのガソリン車ですが、販売台数としてはこちらの方が上になることは十分予想できます。1.2L直3ターボエンジンは「エンジン・オブ・ザ・イヤー」を5年連続受賞している名機と呼ばれるユニット、これに今回電子制御の8速ATを組み合わせることでエンジンの特性をうまく引き出しつつ、スムーズな走りと19.5km/L(JC08モード)の低燃費を実現しています。

ガソリン車の1.2L直3ターボには8速ATが組み合わされることでスムーズな走りを実現します

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