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1年で7000億円超の不正取引…新NISA時代に知っておきたいセキュリティ対策
増やすだけでなく「守る仕組み」も考える
2025年は、証券口座の乗っ取りや不正取引が大きな社会問題となりました。金融庁の発表によると、2025年1月から12月までの1年間で9,752件、約7,393億円もの不正取引が確認されています(※)。犯人は実在する証券会社を装ったメールなどで偽サイトに誘導し、投資家のIDやパスワードを盗み出します。主な手口は、犯人が不正アクセスによって被害者の保有株を勝手に売却し、その資金で国内外の小型株などを買い付けるというものです。こうした巧妙な手法によって、多くの方が被害に遭いました。
日経平均5万4000円突破!「高市トレード」で激変する2026年相場、年初に買われた銘柄・売られた銘柄は?
波乱の幕開け、勝機はどこにある?
2026年の相場が幕を開けてから2週間。日経平均株価は前年末比3597円高、TOPIXは250ポイント高と、堅調な滑り出しを見せています。高市首相が通常国会の冒頭で衆議院を解散するとの観測が浮上し、市場では「高市トレード」が再燃。日経平均は一時、史上初となる5万4000円台の大台を突破しました。そこで今回は、年が明けて2週間でどのような企業が上昇したのかを検証します。
「2026年 世界10大リスク」発表――不確実な時代、投資家は何を見るべきか
ユーラシアグループ最新レポートから読み解く、米中欧・AI・エネルギーと3つの行動指針
ユーラシアグループが発表した「2026年 世界10大リスク」は、これからの投資環境を考えるうえで重要な前提条件を示しています。2026年は世界が安定へ向かう年ではなく、不確実性が常態化する年になるとレポートは指摘しています。米国・中国・欧州の政治リスク、AIやエネルギーを巡る変化を整理し、投資家が取るべき3つの行動指針を解説します。
新NISAの「成長投資枠」にはどんな選択肢がある? 個別株式やETF…「つみたて投資枠」にはないメリット
積立の次は「成長枠」を活用
NISAでつみたて投資を始めてしばらく経った方から、「NISA以外にもできる投資はありますか?」と質問をいただくことがあります。NISA以外の投資を検討する前に、意外と知られていないのが「成長投資枠」の活用です。成長投資枠で投資可能な商品の特徴や投資方法、NISA全体での使い分けについて解説します。積立投資の“次の一歩”として、自分に合った投資の選択肢を見つけるヒントになれば幸いです。
金利が上昇している今、iDeCoで「定期預金」を選ぶのは“あり”?
「安全」が「リスク」に変わる理由
iDeCoを始めようと考えたとき、多くの人が「投資は怖い」と不安に感じるでしょう。長期間にわたって積み立てる制度だからこそ、「選び方を間違えたらどうしよう」「減ったら取り返せないのでは」と考えると、一歩が重くなるのも無理はありません。そんな中、ここ最近は「金利が上昇している」というニュースを耳にする機会が増えました。長く低金利が続いてきた日本で、預金金利がようやく動き始めたことで、「iDeCoも定期預金を選んでおけば安全に増やせるのでは?」と感じている人も多いのではないでしょうか。たしかに、足元の定期預金の金利は、数年前と比べると大きく改善しています。しかし、「金利が上がったから定期預金で安心」と判断してしまう前に、知っておいてほしい視点があります。この記事では、金利上昇局面においてiDeCoで定期預金を選ぶことは本当に“あり”なのか、その判断で見落としがちなポイントについて、FPの立場から解説します。
美容家電の「ヤーマン」と「Aiロボティクス」明暗分けた決算。株価低迷の元王者と最高益企業の決定的な差とは?
美容家電3社の決算を読み解く
2016年から2018年にかけて、個別株投資をしていた人なら、ヤーマン(6630)の快進撃は記憶に残っているのではないでしょうか?高機能な美顔器が中国のSNSで爆発的に拡散され、家電量販店ではヤーマンの製品を求める中国人観光客が絶えませんでした。売上利益は急拡大し、株価は2年で軽く10倍超え。経済誌や投資関連の媒体では、ヤーマンの名前を頻繁に目にしました。しかし、2026年現在では、その株価は当時の3分の1まで沈んでいます。一方で、後発のMTG(7806)やAiロボティクス(247A)は過去最高益を更新中と堅調です。なぜかつての王者はつまずき、後発のMTGやAiロボティクスが笑っているのか。美容家電業界自体は、拡大しつつある中で、なぜヤーマンが一人負けしているのか深掘りしたいと思います。
なぜ日本には「独立系」の運用会社が少ないのか? 参入を阻む2つの要因
独立系運用会社が増えない事情
日本の資産運用ビジネス、とりわけ投資信託の運用において、新規参入する資産運用会社の数が増えません。かつては免許制のもと非常に厳しい参入条件を課されていましたが、現在は登録制に切り替わり、条件は緩和されました。それにも関わらず、なぜ金融資本系以外の資産運用会社は増えないのでしょうか。その背景にある「構造的な理由」について解説します。
復活する「こどもNISA」はジュニアNISAと何が違う? 児童手当の積立で18年後にいくらになるか試算
ジュニアNISAの弱点を克服
2026年度の税制改正大綱に、少額投資非課税制度(NISA)の拡充として「こどもNISA」が盛り込まれたことに注目が集まっています。2027年スタートと報道されており、詳細は今後詰められていく段階ですが、本稿では現時点で想定されている制度概要と活用法について考えていきましょう。
オルカン超えのリターンも。好成績を収める5つの「アクティブファンド」
好成績の投信を振り返る
2026年1月7日、三菱UFJアセットマネジメントが「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の純資産残高が10兆円を突破したことを公表しました。2018年7月の設定から、わずか数年。2020年末の2000億円台から、およそ50倍にまで膨らんだ計算です。現在、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を筆頭に、市場指数に連動するパッシブ運用の存在感はますます高まっています。一方で、いま改めて注目したいのが、市場平均を上回るリターンを目指す「アクティブ運用」の底力です。
日経平均は4桁超の上昇で幕開けの午年!格言「午尻下がり」を点検の引き金に
「辰巳天井」の次をどう読む?過去の午年は? 2026年を乗り切る緩急の投資術
2026年、日経平均は4桁を超える上昇で「跳ね馬」のごとくスタートしました。しかし、格言では「午尻下がり」とされ、過去のデータも大きな振れ幅を示唆しています。本記事では、米国の緩和シフトや国内の積極財政といった強気材料を分析しつつ、急なスピード調整への警戒を説きます。アノマリーを予言ではなく「点検の引き金」とし、強気一辺倒を排した緩急自在な投資戦略で、この難局を乗り切る指針を提示します。
「ユニクロ」「しまむら」「アンドエスティ」… 逆風のアパレル業界でも過去最高益を更新する6社とは?
個別株投資に不慣れな人にも入りやすいアパレル業界
年末年始、帰省した際に、家族や友人の口から何度も発せられたのが、物価上昇に対する愚痴でした。食費、光熱費、ガソリン代、電化製品などの耐久消費財、あらゆる物が値上げされ、辟易している様子がうかがえます。視点を変えると、値上げしても買ってもらえるお店がある一方で、そっぽを向かれるお店もあります。実家の近所にあった個人経営のケーキ屋さんは、原材料高に耐えられず2025年末で閉店していました。価格転嫁がうまくできなかったのでしょう。昔から通っていただけに非常に残念なことです。そんな状況下、生活必需品とは言い難い「服」にかけられるお金は減っているのではないでしょうか? コートは毎年新調しなくても困りませんし、最近は、メルカリなどで安く購入する人も増えています。原材料高や人手不足による人件費の高騰など、アパレル各社に対する逆風は、相当に強いと推測できます。しかし意外にも、そんな逆風を「どこ吹く風」と笑い飛ばし、過去最高益を更新し続ける企業が存在します。節約志向が高まる中、安売りで勝負するのではなく、独自の戦略で、わたしたちのお財布のヒモを緩めてしまうアパレル企業はどこなのでしょうか? タイプの異な
株価数倍の「スター銘柄」候補は? 防衛・サイバー・半導体特需に潜む「2026年の主役」を探す(後編)
株式市場に潜む「3つのリスク」
2025年の日本の株式相場は、半導体や軍事・防衛関連株などに牽引され、平均株価は大幅に上昇しました。2026年はどのようなテーマが注目されるでしょうか。ここでは、国策をベースに20の注目テーマをピックアップ。そこから5つのテーマを深掘りしていきます。前編では「半導体」と「電力・エネルギー」を取り上げました。後編は残りの3テーマと、いま株式相場が抱える3つのリスクについても考察します。前編:「国策に売りなし」2026年の主役株20テーマから5つを厳選! 有望相場の本命を探る
【NISAで一生モノ】株主優待と配当金も!ひと粒で2度おいしい2026年1月の欲張り銘柄3選
配当と株主優待のバランス銘柄
「一年の計は元旦にあり」と言いますが、投資の世界では「一年の計は『1月の銘柄選び』にあり」かもしれません。新NISAの成長投資枠を活用するなら、株価の変動に一喜一憂せず、「持っているだけで嬉しい」と思える銘柄をポートフォリオの土台に据えるのが王道です。配当金という「実益」と、優待品という「楽しみ」の両輪があれば、長期保有のモチベーションはぐっと高まります。今回は、安定感抜群の配当銘柄から、生活を豊かにする優待、そして2026年だけの特別な「お楽しみ」を用意している銘柄まで、バラエティ豊かな3社をご紹介します。 新しい年の投資初め(ぞめ)として、あなたの資産に彩りを加えてみませんか?
子ども向けNISA構想をきっかけに考える、子どもの将来のための投資
「お金を残す」よりも「選択肢を残す」ために、親ができること
子どものための投資は「増やすこと」より「選択肢を残すこと」が重要です。新NISAや子ども向けNISA構想が注目される一方、教育費をすべて投資で賄うのは現実的ではありません。資金の役割を分け、家族全体で資産設計と金融教育を考える視点が求められます。新NISA・子ども向けNISA構想を踏まえ、親として考えたい投資の向き合い方を解説しました。
「国策に売りなし」2026年の主役株20テーマから5つを厳選! 有望相場の本命を探る(前編)
国策を追う
2025年、日経平均株価は1月の3万9000円台から、11月には5万2636円まで大幅に上昇しました。1月から4月にかけては、「トランプ関税」の影響で3万円ギリギリの水準まで下落したものの、そこから「半導体関連株」を中心に急反発。上場来高値の更新を続けました。2026年は、どのようなテーマが注目されるでしょうか。ここでは、2026年注目の2つのテーマを深掘り。後編では、3つのテーマに加えて、株式相場が抱えるリスクなどについて検証します。後編:株価数倍の「スター銘柄」候補は? 防衛・サイバー・半導体特需に潜む「2026年の主役」を探す
2026年「午尻下がり」にどう備える? 来年の戦略として注目したい「高配当ETF」
相場の転換期に備える投資術
2025年も残すところあと4日となりました。この1年を振り返ると、金融市場は活況を呈しました。先週にはS&P500とニューヨークダウが過去最高値を更新。日経平均株価も2024年末から約25%上昇し、3年連続の2桁プラスという力強い足取りで終えようとしています。年後半はゴールド(金)を筆頭に、銀、プラチナ、パラジウムといった商品市況も高騰しました。投資信託の上昇率でも、ゴールド関連ファンドが1位となっています。しかし、2026年を目前に控え、投資家は少し気を引き締める必要があるかもしれません。
なぜ今「ダウの犬」なのか? 配当と安定性を重視する王道戦略の注目10銘柄
高配当よりも“続く配当”を重視する、安定志向の考え方
短期的な値動きに振り回されず、配当と安定性を重視した投資を考えたい局面が続いています。そうした視点で改めて確認したい戦略が「ダウの犬」です。ダウ平均30銘柄の中から配当利回りの高い10銘柄を選び、1年間保有するというシンプルな戦略をもとに、本稿では2025年時点の予想配当利回りから各銘柄の特徴と位置づけを整理します。
高級腕時計が好調な「シチズン」と「セイコー」の株価が急上昇、なぜ2社は伸びている?
どちらが割安といえるか
デフレ時代が長く続いた日本でも、ここ数年でインフレ時代へと突入しつつあることを痛感するようになりました。数ヶ月単位で物価が上昇していく中、賃金上昇のスピードは追いつかず、必然的に節約志向が強まります。外食を控えたり、サブスクを見直したりする動きが広まる中、じつは高級腕時計の需要は堅調です。国内2大時計メーカー、セイコーグループ(8050)と、シチズン時計(7762)の株価もここにきて急上昇しており、注目が集まっています。高級腕時計には手が届かなくとも、投資家としてその恩恵には預かりたい。となるとどちらが魅力的でしょう?