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経済、投資の最新情報、仕事の給与や稼げる副業情報などを紹介します。
なぜ住友不動産の株価は上昇したのか? 活発化する「物言う投資家」の存在
日本株の原動力となるか
先週、株価の上昇がひときわ目立ったのが住友不動産(8830)です。同社は、住友グループの中核企業である総合不動産会社で、ビルやマンション戸建住宅などの開発・賃貸、宅地の造成・分譲、不動産の売買・仲介・鑑定などの事業を行っています。なぜ、株価が上昇したのでしょうか?
2年前から16倍以上金利が上昇した国債。「金利のある世界」になり注目が高まる国債の基礎知識
国債の基礎と個人向け国債
「個人向け国債は安全で、最低金利も保証されているらしいけれど、普通預金や定期預金とどう違うの?」と疑問を持っている方はいませんか? この記事では、「金利のある世界」になり注目が高まる国債の基礎知識、個人向け国債の特徴、購入方法を詳しく解説します。
安定感は抜群!「累進配当銘柄」って?長期投資にお勧めな理由を解説
銘柄や指数も紹介
「累進配当」という言葉をご存知ですか?配当株投資の中でも、累進配当銘柄は投資家にとって特に注目すべきカテゴリーです。高配当銘柄や連続増配銘柄とともに「配当株投資」の三本柱の一つとして位置づけられ、特に安定したキャッシュフローを求める長期投資家にとって魅力的な選択肢となります。今回は累進配当銘柄の特徴やメリット・デメリットを、高配当銘柄や連続増配銘柄と比較しながら詳しく解説します。
「うどん御三家」時代到来? 丸亀・山下本気・資さん──3社の成長戦略と投資妙味を比較!
3社の注目ポイントとは
インバウンド人気で、ラーメン店には毎日のように行列ができています。この連載でも「ラーメン御三家」として、力の源ホールディングス、丸千代山岡家、ギフトホールディングスを紹介し、投資対象として何度か比較検討しています。ラーメン業界は、引き続き好調ですが、株価はだいぶ高くなり、さすがに投資妙味が薄れてきました。そこで次なる麺ブームとして、「うどん」が来るのではないかと注目しています。上場企業の中で、うどん御三家としてピックアップするのは、トリドールホールディングス(丸亀製麺)、ガーデン(山下本気うどん)、すかいらーく(資さんうどん)です。うどん県近隣出身で、1日1食は”うどん”を食していた”うどん通”のわたしからみて、有望な投資先はどこか検討したいと思います。
失敗しにくいアクティブファンドの選び方
インデックス運用とアクティブ運用(4回目)
個人が投資信託を選ぶにあたっては、アクティブ型よりもインデックス型の方が無難であるという話をしてきました。でも、なかにはそれでもアクティブ型を選びたいという方がいらっしゃるかも知れません。そこで、失敗しにくいアクティブファンドの選び方を考えてみたいと思います。
ETF「MAXIS読売333日本株上場投信」が新規上場─指標となる株価指数「読売333」とは?
日本経済の新たな「ものさし」となるか
新しいETF「MAXIS読売333日本株上場投信」(銘柄コード:348A)が2025年3月27日(木)に新規上場します。これは、読売新聞社が提供する株価指数「読売株価指数(読売333)」に連動する投資成果を目指して運用を行うETFです。読売株価指数は、2025年3月24日(月)より公表が開始されたばかりの、新しい指数です。今回は株価指数「読売株価指数(読売333)」の特徴を紹介します。
ゴールド&米国株や電力関連、銀行も!新設定の投資信託から市場のトレンドを解説
購入のメリットと注意点も
新NISAも追い風となって投資信託市場では新しい投資信託(ファンド)が次々と設定されていますね。投資家にとって魅力的な選択肢が増えることにもつながります。しかし、「新設投資信託は本当に投資すべきなのか?」と疑問に思う方も多いでしょう。今回は新しく設定された投資信託を知っておく意義について解説します。
株価は2年で約5倍! 決算絶好調の「アシックス」が個人投資家に目を向ける理由
充実の株主優待も
先日、とあるマネー雑誌で、街歩きしながらお宝銘柄を探すというわたしの投資方法が紹介されました。実際に、原宿あたりを散策しながら、銘柄をピックアップする体験型の記事で、日頃から目をつけていたいくつかのお店を紹介しました。そのひとつが、オニツカタイガーです。表参道から1本中に入った通りの1角に4店舗が固まって配置されており、いつ行っても外国人客でいっぱいです。オニツカタイガーは、アシックス(7936)が展開するブランドですが、ここ数年で急速にファンを増やしています。その効果もあって業績は絶好調、株価はここ2年で5倍近く上昇しています。時価総額は2兆円を超えており、日本株の中でも超優良な大型株といえます。今さらわたしひとりが当社の素晴らしさをアピールしたところで、たいした影響もないのですが、なんと、その記事をみた当社のIR担当者から「ぜひお礼が言いたい!」と連絡があったのです。しかもインスタを通じて(時代ですね)。これにはかなり驚きました。当社は、かなり個人投資家を大切にしています。通常、時価総額が一兆円を超える規模になると、当然、機関投資家が好んで投資しますので、個人投資家に好かれずとも、
個人事業主が今こそやっておくべき「確定申告」が楽になる仕組み化
クラウド会計ソフトの活用法
2025年の確定申告の期間が終わりました。経費等の入力作業が多い個人事業主の方からは、毎年溜め込まずにもっとこまめにやっておけばよかった…と思うものの、結局締切間近に焦ってしまう、という声を聞きます。来年こそは繰り返さないで済むように、個人事業主の方に向けて確定申告の準備を楽にするクラウド会計ソフトの自動化について解説します。
2025年に株主優待を新設・再開した企業、1度も実施せず廃止した企業
優待内容だけで投資は要注意
株主優待が盛り上がっています。野村インベスター・リレーションズ(野村IR)の調査によると、2024年の優待新設はこれまで最高だった17年の114社を上回る131社という結果となりました。2024年末時点の累計導入も1530社となり、5年ぶりに増加しています。
確定申告をギリギリで終えた人が今すぐやるべき3つのこと
後悔しないために今すぐ見直し&修正を
「ギリギリに準備を始めたけれど、なんとか申告期限までに確定申告が終わった!」とホッと一息ついている方も多いのではないでしょうか?初めての確定申告だと、慣れない申告作業は大変です。そのような中、ギリギリでも申告期限内に終わらせたことは本当に素晴らしいことですが、「とりあえず申告できたから大丈夫」と安心していませんか? 実は、慌てて仕上げたことで、申告ミスしてしまっている可能性もあるのです。今回は、確定申告をギリギリで終えたけれど十分な確認をしないまま申告してしまった方に向けて、提出後にチェックしておくポイントや修正が必要になった場合の対応を解説します。また、来年は余裕を持って申告できるようになるためのポイントもお伝えするので、いつもギリギリの申告になってしまうという方も是非参考にしてみてください。
“トランプセッション”に動じないで!景気後退の際に投資家が取るべき行動
相場は上がり続けることも下がり続けることもない!
株価の軟調が続いていますね。6日には米ハイテク株の指数のナスダック指数が調整局面入りしており、貿易関税による報復関税懸念や米政府機関閉鎖の可能性もあることなどから米経済が景気後退(リセッション)に陥るという懸念が強まっているよう。米国ではトランプ+景気後退=トランプセッションという造語も出てきている模様です。
新NISA2年目の投資先はどんな選択肢がある? オルカン・S&P500だけでOKな人とは
新NISA2年目の投資戦略
2025年は「新NISA2年目」。新NISA1年目で特に人気があった投資先は低コストインデックスファンドの「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」(愛称「オルカン」)と「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」です。どちらも、2024年1月以降、毎月1000億円超の資金流入が続いています。新NISA1年目である2024年8月に大暴落はあったものの、2024年中に投資を始めた多くの人が株価上昇の恩恵を受けて資産を増やしたことでしょう。新NISA2年目からは、味を占めて「オルカン」や「S&P500」よりもリターンが高い投資先を求めているという人も一定数いるかもしれません。逆に2024年の大暴落で、リスクの低い投資先に変えたいという人もいるかもしれません。2025年はアメリカでトランプ政権がスタートしたことで波乱含みです。新NISA2年目を迎えたいま、改めて投資戦略を一緒に考えていきましょう。
世界中の株式が軟調でも逆行高の「BASE」 きっかけは個人投資家の大量保有報告?
飛びつく前にやるべきこととは
トランプ大統領による関税関係のニュースによって、世界中の株式が軟調です。2025年3月10日のNYダウは一時1,000ドル以上下落する場面もあり、NASDAQ指数においては、4%以上の下落となりました。そんな中、逆行高しているのが個人や小規模事業向けのECプラットフォーム「BASE」を運営するBASE(4477)です。きっかけは、3月10日に個人投資家の牧寛之氏が、BASEの株式保有比率を5.4%から8%に引き上げたと財務省に変更報告書を提出したというニュースです。
「インデックスファンドばかりになると価格発見機能が無くなる」とはどういうことか
インデックス運用とアクティブ運用(3回目)
「世の中が全部インデックス運用になったら、市場の価格発見機能が失われる」という意見があります。だからアクティブ運用が大事なのだということですが、はたしてどのように考えれば良いのでしょうか。
NISA、iDeCo、年金…お金の知識はどのように学ぶのがいい?
お金について体系的に学ぶなら
NISAの口座開設数は、2024年9月末時点で約2,508万口座となり、実に国民の5人に1人が口座を保有しています。投資への関心が高まると同時に、お金についてしっかり学びたいという方も増えているように感じます。今回はお金の学びに関するお勧めをお伝えします。
親会社と子会社がともに上場する「親子上場」は何が問題視されているのか
親子上場の解消を図る動き
東京証券取引所(以下、東証)は2月4日、親子上場の在り方への関心が高まっているとして「親子上場等に関する投資者の目線」と題した資料を公開しました。
定年後の資産運用、米国債で年金上乗せはあり? 1,000万円購入した場合の年間手取り額を試算
なぜ米国債に注目が集まるのか
定年後の資産運用において、安定した収入源の確保は重要な課題です。その選択肢の一つとして、米国債による年金の上乗せが注目を集めています。今回は、実際の米国債を例に、手取り収入のシミュレーションを行い、定年後の安定収入確保の手段として米国債投資が有用か検討していきましょう。