新着記事
長期金利が1.6%を突破、今後も上がる?
なぜ国債を売る動きが強まっているのか
8月20日、日本の長期金利である10年物国債の利回りが1.6%を超えました。債券市場では国債を売る動きが強まっています。なぜ国債を売る動きが強まっているのか、長期金利の上昇は、どのような影響を及ぼすのでしょうか。
【実例】「あなたの口座が犯罪に使われています」36歳男性も騙された詐欺グループの手口
増加する“警察官・検察官なりすまし詐欺”とその対応策
「あなたの口座が犯罪に使われている可能性があります」。突然こんな電話がかかってきたら、多くの人は動揺してしまうでしょう。しかも着信画面には、警視庁の代表番号や、末尾が「0110」の警察署と思われる番号が表示されていれば、「これは本当に警察からの連絡だ」と思い込んでしまっても無理はありません。しかし、このような“警察官や検察官を名乗る特殊詐欺”が全国で多発しています。特殊詐欺の被害総額は2025年上半期で過去最悪の約597億3000万円にのぼり、このうち警察官を騙る詐欺の被害額は389.3億円で、なんと特殊詐欺全体の65.2%を占めています。高齢者だけでなく、現役世代の被害も急増中で、世代を問わず狙われていると考えたほうがよいでしょう。実際、筆者の知人でも30代の方が100万円、40代の方が300万円を騙し取られる被害にあっています。本記事では、最近特に増えているビデオ通話を悪用した新しい手口と、心理的な落とし穴、そして被害を防ぐための具体的な対策を解説します。
国内初ETFの上場から30年、注目のETF銘柄は?
ETFの歴史
野村アセットマネジメント株式会社は、ETF(上場投資信託)および同社が運用するETFシリーズ「NEXT FUNDS」の上場30周年を記念し、2025年11月1日に株式会社東京証券取引所との共催で「ETFサミット2025 ETFで、次へいこう。」の開催を発表しました。ETFの歴史は、1990年にカナダのトロント証券取引所に「Toronto 35 Index Participation Units 35」が上場したことから始まります。1993年には、S&P500に連動するステート・ストリートの「SPDR S&P500ETF」(SPY)が登場しました。1995年には、野村アセットマネジメントが「NEXT FUNDS 日経300株価指数連動型上場投信」(1319)を設定し、国内で初めて上場しました。2001年7月には東京証券取引所と大阪証券取引所においてETF市場が創設され、TOPIX・日経225に連動するETFが上場。これが、「NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信(1306)」と「NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)」です。2007年8月には、株価指数以外のE
自然災害の増加で保険料はさらに上がる?火災保険を賢く節約する方法
「火災保険の2025年問題」は契約見直しのチャンス!
損害保険業界には、「火災保険の2025年問題」と呼ばれる課題があります。かつて火災保険の契約期間は最長36年でしたが、2014年10月に最長10年へ短縮され、さらに2021年10月には最長5年となりました。そして2025年10月には、「最長10年」に変更された初年度の契約が一斉に更新を迎えるため、契約更新件数が集中して増加します。つまり、今後は火災保険を5年ごとに見直す時代になるということです。生命保険よりも見直す機会が多くなったともいえるでしょう。一方で、火災保険料は年々値上がりしており、家計への負担は増加傾向にあります。更新の手間もありますが、この「2025年問題」を逆に活用し、契約内容を見直すことで保険料を抑え、より賢く加入する方法もあるのです。
持ち家派? 保険は入る? 自己投資FP伊達有希子さんに聞くお金の使い方
みんなのお金の使い方
ファイナンシャル・プランナーや経営者など「お金のプロ」に、リアルなお金の使い方や家計管理の方法を聞く連載企画「みんなのお金の使い方」。どこにお金を使い、どこで節約するのか、持ち家か、賃貸か、保険は入るか、入らないかなどの質問から、その人の「お金の価値観」を紹介します。また、普段どのように家計管理をしているのか、家計簿・資産管理アプリ「マネーフォワード ME」をどのように使っているかを聞きました。
石破首相辞任、政局の変化がマーケットに与える影響
投資家が注視すべき時間軸や政策シナリオ別の注目セクター
政局の変化は一時的に株価を押し上げやすい一方で、中期的には財政や金利リスク、長期的には高齢化や債務といった構造課題が重荷となります。投資家には、短期の期待感に振り回されず、政策テーマを取り込む柔軟さが求められます。石破首相辞任から総裁選へと続く局面に、何を注視すべきか整理します。
想定外の大雨から命を守るために知っておきたいこと
「逃げる決断」が生死を分ける
台風が頻発する季節になりました。台風だけでなく、線状降水帯による記録的な大雨が毎年あちこちで起こり、水害をもたらしています。水害から命を守るための鉄則を詳しくお伝えします。
初心者でも成功しやすい「自分にあった高配当株の選び方」
プロが選ぶ銘柄も紹介
2024年からのNISAでは一生涯、運用益(売却益・配当金・分配金)にかかる税金がゼロになるため、配当株投資で、配当金生活をする人にとっては欠かせない制度です。NISAの大幅なアップグレードもあり、書店に行けば、「高配当株本」が売れ筋として平積みされています。配当株投資の大きなメリットは、株式相場が軟調であったり、暴落が続いていたりしても、配当金として一定のリターンがあることが心の支えになる点が挙げられます。今回は、初心者でも成功しやすい「自分にあった高配当株の選び方」をご紹介します。
「Zoff」vs「JINS」:上場来高値更新中の2社、株価が割安なのはどっち?
盛り上がる成熟産業
この連載でも2025年5月に一度取り上げましたが、引き続きメガネ業界が堅調です。二大ブランドであるインターメスティック(Zoff)とジンズホールディングス(JINS)の株価は、上場来高値を更新中。この持続的な強さは、いったいどこから来るのでしょうか?ふたたび両社の直近の決算資料から、強さの理由と、まだここからさらに成長余地があるかどうかを探ってみたいと思います。参考記事:JINS vs Zoff:成熟市場でも業績好調の2社、どちらに投資妙味があるのか?
iDeCoの節税効果消滅に気が付かない事態も…2025年は節税シミュレーションに要注意!
令和7年の税制改正に対応していないサイトも
iDeCoは掛金が全額所得控除となるため、節税を目的のひとつとして挙げられることも多いのですが、実際の節税効果はその方の所得によって異なります。そのためシミュレーションサイトなどを利用することも多いかと思いますが、2025年の税制改正に対応していないところもあるため、利用する場合は注意が必要です。
コンディショニングブランド「TENTIAL」代表 中西裕太郎氏の豊かなお金の使い方
5年前と比べて変化した「お金の価値観」とは?
家計簿・資産管理アプリ「マネーフォワード ME」がプレミアム会員向けに、商品や体験の割引クーポンを配布する「Prime Coupon(プライムクーポン)」の提供を開始しました。それにあわせて、エグゼクティブの方から「豊かなお金の使い方」を学ぶ動画コンテンツ「Money Forward Pickers(マネーフォワード ピッカーズ)」を公開しました。初回は、リカバリーウェア「BAKUNE」を展開するコンディショニングブランド「TENTIAL」代表の中西裕太郎氏。Money Forward MEを愛用しているという中西氏に、「豊かなお金の使い方」を伺いました。本記事では、動画の中から一部抜粋してご紹介します。
欧州株式の投資信託が新設! なぜ欧州市場が注目されている?
上昇が目立つ欧州市場
2021年から2024年のSTOXX欧州600指数と米国S&P500指数の変化率を比較すると、米国株の上昇が目立ちます。▼STOXX欧州600指数2024年:5.39%2023年:12.74%2022年:-13.06%2021年:22.1%▼S&P500指数2024年:23.31%2023年:24.23%2022年:-19.44%2021年:26.89%近年、米国株式が世界の株式市場を牽引してきたことは事実です。しかし、ここにきて変化の兆しが見られます。2025年1月〜7月末の期間で、欧州株式のSTOXX欧州600指数は8.17%高、米国株式のS&P500指数は7.78%高、日経平均は2.9%高となっており、欧州市場の上昇が目立ちます。
【NISAで一生モノ】株主優待と配当金も!ひと粒で2度おいしい2025年9月の欲張り銘柄3選
配当と株主優待のバランス銘柄
夏の熱気も落ち着き始める9月は、株式マーケットにとって“配当取りシーズン”の本番です。3月決算企業の中間期にあたり、権利付き銘柄の数もグッと増えて投資家にとっては狙い目の月。株主優待に加え、中間配当や業績の進捗を確認する重要なタイミングでもあります。とはいえ決算発表を控え、株価はやや神経質になりやすい時期でもあるので“堅実な企業選び”が肝心。今回は、利回り・優待内容・業績の安定感という3つの視点から、9月に注目すべき銘柄をピックアップしました。配当と優待の“秋の味覚”を先取りするご参考になれば幸いです。
「孤独」は健康にも悪影響?一人でも老後を楽しんでいる人が大切にしていること
老後に必要なのは、リアルな人とのつながり
99歳になる父は、3年前に母を亡くしてから、田舎で一人暮らしを続けています。耳が遠いためテレビの音量は大きめですが、ツッコミを入れながら見ている姿は、まるで誰かと会話しているようです。大谷選手がホームランを打では「やった! ほら、見てみろ!」、全米オープンゴルフの早朝中継では「おっと、それはダメだな」、藤井聡太名人の将棋には「これはすごい!」と声を上げます。ときには、テレビで野球を見ながら、タブレットで将棋チャンネルを視聴していることもあり、「毎日が忙しい」と本人は言っています。ただ一日中テレビを見ているわけではありません。朝は散歩に出かけて鳩に餌をあげたり、ラジオ体操をしたり、近所の人との会話を楽しんだり。1日約3000歩を歩くのが日課です。そして、週2回はヘルパーさんが訪問し、週1回は近所の90歳になる友人と将棋を指しています。誰かが定期的に訪ねてくることで、家の中もある程度整頓され、生活のリズムも保たれています。父は「孤独」かもしれませんが、社会的なつながりはしっかり持っていると感じます。私が東京への移住を提案したこともありますが、田舎を離れるつもりはないようです。母を亡くした後
いざという時も資産を守る!災害と向き合う投資家の備えと行動
恐怖と回復を読み解く! 災害で市場が揺れる前に整えたい準備とルール
「防災の日」は、命を守る備えを確認する日として定着しましたが、見落とされがちなのが「資産を守る」という視点。大地震などの災害時、株式市場は大きく揺れ、冷静さを欠いた判断が資産を大きく減らすこともあります。本記事では、過去の災害における市場の動きを振り返り、投資家が平時から備えておくべきポイントや行動指針を整理しました。
ポイント還元が9月末で終了! 2025年ふるさと納税の上手な進め方
「2回に分ける寄付」でムダなく楽しむ
ふるさと納税のポイント還元制度が、2025年9月末で終了します。「それなら今のうちに」と、あわてて寄付を検討している方も多いかもしれませんが、時期・金額・選び方次第では、思わぬ後悔につながることもあります。本記事では、2025年のふるさと納税における注意点や、時期別の進め方を整理し、ポイント付与終了後の返礼品選びのヒントをお伝えしていきます。
ほっともっと・やよい軒で10%還元! 9月の注目キャンペーンまとめ
最大50%還元キャンペーンも
9月もお得なキャンペーンが数多く実施中です。中でもお得度が高いものや、参加しやすく汎用性の高いものを厳選してご紹介します。
あなたは当てはまりますか? 「人生まで豊かにする貯蓄上手」がよくいう言葉7選
幸せの判断軸を“自分”に置くことがカギ
筆者は貯まらない人だけでなく、貯まる人への取材も多く、貯蓄上手な人の共通点を研究しています。貯蓄上手でも、実は大きく2つに分かれます。お金をぎりぎりまで節約する“節約家”でお金は増えるけれど、あまり楽しくなさそうなタイプ。そして、お金を上手に貯めながら、人生を豊かにしているタイプです。せっかくなら、後者のように、人生を豊かにするタイプを目指したいですよね。そこで今回、人生を豊かにする貯蓄上手な人がよくいう言葉を7つご紹介します。言葉には、その人の価値観や習慣がにじみ出るので、参考になるヒントがきっと見つかるはずです。