はじめに
インテリアはもはや未来
プジョーが提案する「i-Cockpit」は新型208にも採用されています。特に今回「ヘッドアップインストルメントパネル」、いわゆるメーター部分の表示にホログラムを採用し3D表示を可能にしたことで視認性や必要な情報を瞬時に読み取ることができるようになりました。
プジョーではおなじみ。世界では500万台以上に搭載されている「i-Cockpit」
これと同時にすでに搭載車種も多い、7インチのタッチディスプレイに関してもAppleの「CarPlay」、Googleの「Android Auto」に対応していることで購入してすぐにスマホナビアプリの画面を表示、活用することができます。要は専用のカーナビは基本購入する必要がありません。
気になる価格、EVでも実は安い!?
今回208/e-208とも価格が発表されました。
208が3グレード、e-208が2グレードになります。最廉価の「208スタイル」は239万9000円と魅力的ですが、ADAS(先進運転支援システム)で非装着のものがあります。
それに比べて「208アリュール」は259万9000円でADASほかフル装備となり買い得感は抜群です。この流れ自体はe-208でも同様ですが、スポーティなデザイン、また開放感あふれる「パノラミックガラスルーフ(オプション)」が欲しければ最上位の「GT-Line(293万円)」を選ぶことになります。
一方、e-208は「アリュール」が389万9000円、最上位の「GT-Line」は423万円となります。
最後に「アリュール」同士で比較した場合、208とe-208の価格差は130万円違います。単純に価格だけみれば確かにEVが高いことは間違いないのですが、プジョーとしては購入時から所有コストからトータルでの出費を同等にする「TCO(Total Cost of Ownership)」という考えを顧客に提案していくそうです。
気になる販売時期はガソリン車が8月末から9月頭にかけて、e-208は10月頃のデリバリーを予定しています。