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騰落率2000%超えの銘柄も、コロナショックから1年 激動の株価値動きを振り返る
今後は金融相場から業績相場への移行がカギ
世界のマーケットが揺らいだコロナショックから1年。ワクチン接種等、新型コロナウイルスへの対策は進んでいるものの、経済活動の全面的な再開には至っていません。一方で、株式市場では各国の中央銀行による大規模な金融緩和によりコロナ前より高い水準で株価指数は推移しています。この1年間の日本の株式市場の値動きを振り返ってみましょう。
義父母と同居の妻「家の維持費や教育費で老後資金が貯められない」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、47歳、会社員の女性。義父母と夫、高校生と大学生の子どもと暮らす相談者。教育費や自宅の維持費、車の購入費などの特別費で出費がかさみ、老後費用を貯められないそうです。FPの氏家祥美氏がお答えします。老後のためにお金を貯めたいのですが、なかなか貯められません。夫が自営業で退職金もなく、将来は国民年金です。私はパートから正社員に転職して一年未満です。義父母と同居しているので、将来は介護が必要になり、私が仕事を辞めなければいけないかもしれません。子どもの大学費用は学資保険で準備していますが、それ以外の貯金が少ないです。定期的に車の購入や、家の修繕、子ども資金で、まとまったお金が出ていくためです。将来子ども達が独立しても、子どもの助けは借りられません。借入金はありませんが、毎月の出費が多く、貯金が貯められません。持ち家の建坪が大きく、光熱費が高いです。自営業のため、保険費も高いです。今後、老後資金としてどのような準備をしておけばよろしいでしょうか。将来に
セブン、ローソン、ファミマ…コンビニ3社のお得な支払い方を比較!コンビニ支払い気づけば年間30万円?
キャッシュレス還元をお得に使いこなす方法
日常的な買い物や公共料金の支払い、お金を下ろしたり荷物を送ったり受け取ったり…。今や私たちの生活に無くてはならないコンビニエンスストア。コロナ禍においても、変わることなくサービスを提供してくれる頼もしい存在です。そんなコンビニでは、ほとんど全ての店舗で「キャッシュレスサービス」に対応しています。今回は、毎日の利用時にちょっとしたお得を積み重ねると、どのくらいの効果が得られるのか。今おすすめのキャッシュレスサービスの情報と共に、解説をしていきます。
コロナ後の開放感に照準、投資が加速するマカオ カジノ産業の今
ワクチン普及がカギ
最近、マカオのカジノ収入が回復基調をたどり始めています。マカオは新型コロナウイルスの感染拡大で、世界中から観光客が「消える」という大打撃を受け、カジノ収入は2020年2月以降激減しました。しかし現在は、中国本土では新型コロナの感染抑制が功を奏し、夏以降はマカオへの渡航規制を段階的に緩和しています。今回は、コロナ後を見据えて動き出したマカオのカジノ産業について解説します。
水素が数ある脱炭素エネルギーの中でも注目される理由
日本は水素先進国になれるのか
バイデン政権や菅政権の誕生などを契機に、世界的に環境への意識が高まっています。これまでも欧州を中心に気候変動などへの意識は高くなっていましたが、コロナ禍からの経済立て直しも相まって、脱炭素の動きが加速している印象です。そして、クリーンエネルギー関連産業が拡大するなか、菅政権が2020年12月にグリーン成長戦略をまとめ、2050年のカーボンニュートラル実現を打ち出したことで、水素が今、注目を集めています。
一人暮らしの資産形成「投資と貯蓄のバランスが知りたい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、26歳、会社員の女性。社員寮を出て一人暮らしを始める予定の相談者。2年後くらいに結婚も予定しています。現在は投資信託と個別株で運用していますが、貯金と投資のバランスはどれくらいがいいのでしょうか。FPの飯田道子氏がお答えします。今後の資産形成についてお教えください。会社寮に住んでおり固定費が抑えられていますがあと1年後には退寮です。貯金もできている方だと思うのですが、投資と貯金のバランスが分かりません。2年前からなんとなく始めたつみたてNISA、Wealth Naviで積み立てと、コロナショック時に購入した個別株を数種保有しています。それぞれ含み益が30%ほど出ているのですが手放すタイミングも分からないです。あと2年後くらいに結婚し、子供は1人か2人、仕事は続けたいと思っています。【相談者プロフィール】・女性、26歳、会社員、独身・住居の形態:会社寮・毎月の世帯の手取り金額:23万円・年間の世帯の手取りボーナス額:120万円・毎月の世帯の支出の
【第1回】「つみたてNISA」って何?基本の仕組みを解説、老後はつみたてNISAだけですべてが解決するわけではありません
つみたてNISAの基本
老後の資産形成は誰にとっても重要な問題です。なかなかお金が貯まらないという方も多いでしょう。つみたてNISAは老後の資産形成の一助になるのでしょうか。今回から5回に分けて、つみたてNISAの使い方を解説します。初回は、つみたてNISAの基本的な仕組みを中心に解説します。
コロナ禍で花粉症関連商品の売上はどう変わった?今シーズンの花粉飛散量も予測
購買データを分析
毎年、春先になると憂鬱なるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。花粉シーズンの到来です。今回は、花粉症の予測に関する情報をご紹介するとともに、「目薬」「鼻炎用薬」という関連商品の売上動向について調べてみました。毎年花粉症に悩まされるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
お金の話で機嫌が悪くなる夫に悩む妻。別財布の家計改善の鍵は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、47歳、パートの女性。固定費は夫、変動費は妻と、担当を分けて別財布で家計を運営してきた相談者。ですが現状は赤字気味。夫に相談したいそうですが、家計の話を切り出すと機嫌が悪くなるので悩んでいるといいます。FPの横山光昭氏がお答えします。夫と子ども二人の4人暮らしで、パートをしている主婦です。生活費と貯金のことで悩んでいます。以前から夫婦別々の家計管理で、夫は固定費は支払ってくれていますが、食費や日用品、医療費などの日々の生活費は入れてくれません。私のパート収入でそういった支出を支払い生活しているのですが、そこから貯金をしなくてはいけないと思っています。ですが、毎月赤字がちで、子どもの教育費も支払ったので、今まで貯めてきた私の貯金が減ってしまいました。これから、次女の教育費を貯めたり、老後資金を準備することができるのか心配です。貯金については、夫は夫で貯めているのだろうと思うのですが、家計や貯金などお金の話をすると機嫌が悪くなり、話がしにくくなって
“投資の神様”バフェットは今、何を買っているのか?
バークシャー昨年末の保有ポートフォリオ公開
投資の神様「ウォーレン・バフェット」の名前を聞いたことがある方は多いでしょう。バフェット氏は1930年生まれで御年90歳にして現役バリバリの投資家であり、バークシャー・ハサウェイという超巨大上場企業の経営者でもあります。筆者は5年ほど前にバークシャーの株主総会に参加した際に、たまたま目の前をバフェット氏が歩いているのを目撃する幸運に恵まれました。その際、あまりの歩くスピードの速さに追いかけられなかったことを覚えています。そんなバフェット氏が世界中で尊敬を集めているのにはたくさんの理由があります。例えば彼は社会貢献に非常に積極的なことで知られており、彼はその資産のほとんどを慈善団体に寄付することを表明しています。また、経済危機やマーケットが暴落した際などに投資家を勇気付けるウィットに富んだコメントを発信することもよくあります。しかし、なんといっても彼が尊敬される1番の理由は、凄まじい投資成績を長期的にあげ続けていることです。そのバフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイが今どんな銘柄に投資しているか興味がありませんか?バークシャーは2月半ばに、昨年12月末時点の米国株への保有ポートフォ
日経平均3万円突破 バブル崩壊が恐いから投資を始められない、という人に伝えたいこと
冷静に考える習慣を身に付けよう
2月15日、日経平均株価が1990年8月以来となる3万円の大台を回復しました。株式市場だけでなく、ビットコインが初めて5万ドルを超えるなどもあり、投資界隈は浮ついた雰囲気も出ています。その一方で、身の回りではコロナの影響で飲食店が潰れたり、職を失う人がいたりと、どうも相反する景色が広がっています。この違和感からバブル崩壊に警鐘を鳴らす記事も多く目にします。その結果、投資に興味を持ったものの、バブル崩壊に巻き込まれたくない、始められないとの声も聞きます。このような経済状況では、どのようなスタンスで投資に臨めばいいのでしょうか?
FIRE(経済的自立早期リタイア)術を目指すために、まずやるべきことは投資ではない
大ヒット書籍から学ぶ
前回は、「FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド」(クリスティー・シェン著)における大事なポイントを解説いたしました。全ての人に経済的独立早期リタイアを実現できる可能性があっても、決して簡単な話ではありません。経済的な独立、もしくは早期リタイアを実現させることだけが大事ではなく、そこに至るまでの方法論や考え方にこそ、学ぶべき重要なポイントがあります。今回はそのいくつかのポイントを、私たちの実生活でどのように活かすべきなのか、解説したいと思います。
「優待を楽しみたい」株初心者の情報収集方法、上限の決め方は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、54歳、会社員の女性。株に興味が出てきて、好きな飲食店などの株主優待を楽しんでみたいという相談者。初心者はどのように情報収集すればいいのでしょうか。また上限はどのように決めればいいのでしょうか。FPの伊藤亮太氏がお答えします。令和1年に、老後資金について本連載で伊藤亮太さんに相談にのって頂きました。老後資金を増やすために、投資用マンションを令和1年に購入し、令和3年1月でローンが終了しました。アドバイスを受け、令和1年からつみたてNISA、iDeCoに加入、ふるさと納税も令和2年から始めました。夫の収入は当てにせず、今後希望としては好きな飲食店等の株を購入し株主優待を楽しみたいのですが、株についてよく分からず、初心者は何を勉強し、私の収入内でどの株に毎月いくら位投資してもいいのか知りたいです。【相談者プロフィール】・女性、54歳、会社員、既婚・同居家族について: 私(54歳)、看護師。月収33万・ボーナス年間140万 夫(62歳)、会社員(再雇
お出汁が染み込んだ「お揚げの袋煮」
やさしいお出汁がじゅわっと広がるおうちごはん
やさしい味のお出汁が油揚げに染み込んで、頬張るとお口の中にじゅわ〜っと広がります。肉ダネの中には歯ごたえの楽しいごぼうを詰めて。どこかホッとするやさしいおうちごはんです。油揚げを破れないように袋状にするコツは、油揚げの上から菜箸でコロコロをやさしく潰すこと。ゆっくり開いたら、綺麗な袋になりますよ。
退職一時金を受け取るとiDeCo受け取りは課税対象になってしまうの?定年前後で気をつけたいこと
退職所得控除の確認を
定年前後のお金の悩み、今回は退職金とiDeCoの税金のかかり方についてお伝えします。「会社からの退職金を60歳で受け取り税金の控除を受けた場合、61歳で受け取るiDeCoは課税対象となってしまうのでしょうか? だとしたらiDeCoの掛け金を減らした方がいいのでしょうか」と悩まれている相談について、考えていきます。
なぜ、儲からない? ヤバい会社に共通する5つの傾向
経営改善の基本は「入るを量りて出ずるを制す」ことから
市場がめまぐるしく変化するなか、ビジネスモデルを見直したり、商品やサービスのテコ入れをして売上を伸ばしているのに、いくら売っても「儲け」が出ない会社があります。いったい、なぜなのでしょう? 公認会計士・税理士の梅田泰宏氏は「厳しいときこそ、正しいコスト(原価)意識を持つことが大切」と説きます。どうやら、経営の原点に立ち返る必要がありそうです。※本稿は『知らないとヤバい「原価」と「黒字」の法』をもとに一部抜粋・再編集しています。
柳楽優弥主演、モンゴルが舞台の映画『ターコイズの空の下で』がコロナ禍で響く理由
KENTARO監督インタビュー
今まで当たり前にあったこと、できたことが、コロナ禍によって手の届かないものになってしまいました。便利だと思っていたことが、使いづらいものになってしまいました。世界が急に変わってしまったときに、人はどうもがき、学び、糧としていくのか。科学技術と物質に頼り切った社会(東京)と、自然が主役として悠々と時間が流れる世界(モンゴルの草原)との対比を通じて、柳楽優弥さん演じる主人公・タケシの成長を描いた映画『ターコイズの空の下で』が、今年2月26日から全国で順次封切られました。新型コロナウイルスという運命を、私たちはどう受け止めればいいのか。同映画を撮ったKENTARO監督に、作品のこと、コロナのこと、そして監督が思う今後の映画について聞きました。©TURQUOISE SKY FILM PARTNERS / IFI PRODUCTION / KTRFILMS
1都3県はまだ緊急事態宣言下…延長にかかる国民一人あたりの負担金額は?
リバウンド阻止を理由に緊急事態宣言延長
政府は3月5日、東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県に発令している緊急事態宣言を21日まで2週間再延長すると発表しました。これにより、飲食店の時短営業、外出・イベント・施設利用の制限が続くことになります。新型コロナウイルスの新規感染者数は全国で1,000人、東京で300人程度まで減少し、重症者数も全国で400人程度、東京で50人程度まで減少しています。政府は、感染や医療提供の状況を示す6つの指標がステージ3(感染急増)相当に下がることを緊急事態宣言解除の目安としており、東京都を含めた全地点で6つすべての解除基準をクリアしている状況となっていますが、菅首相は「リバウンドの阻止」を理由に緊急事態宣言の延長を決定しました。目標達成後にゴールポストを動かした印象が強い決定ですが、世論調査ではおおむね8割が今回の緊急事態宣言の延長を支持しており、民意に従った結果とも言えます。一方、緊急事態宣言の延長によって経済的な損失は拡大します。今回は、1都3県の緊急事態宣言延長により発生する、追加支出や経済的損失を試算してみます。<文:ファンドマネージャー 山崎慧>