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値上げせずに利益率が改善!サイゼリヤ「値上げしない」宣言後の決算に注目
ポイントはオーダーの取り方と店舗数
娘たちが小さい頃は月に2回、いやそれ以上に通っていた近所のサイゼリヤ(7581)。今でもたまに訪れますが、いつ行っても小さい子ども連れのファミリーで賑わっています。人気の理由は、言うまでもなく“安さ”と“おいしさ”です。この2つを両立させるのは、ただでさえ難しいのに、ここのところの原材料高、光熱費高、人件費高にも関わらず値上げせずに踏ん張っているサイゼリヤは、わたしたち庶民の味方。今年、2023年5月に行われた決算記者会見では「当面は値上げしません!」と宣言しました。とはいえ、さすがにこれだけ物価が上昇している中、さすがのサイゼリヤといえども、値上げせずに業績を改善させるの無理なのでは? 今なら値上げも受け入れられそうだし、意地を張らずに値上げすればよいのに、と正直思いました。
実は大事な就業規則、チェックしておかないとリスクになることも。見ておくべきポイントは?
自身を守ってくれることも
会社員の皆様、自分が働く会社の就業規則を見たことはありますか?筆者は仕事柄「これっていいの?」「こういう場合ってどうなの?」などしばしば尋ねられるのですが、多くの方は就業規則を見ていないのです。たしかに、難しい言葉使いの数十ページにおよぶ就業規則を全て読んで理解するのは現実的ではないかもしれませんね。今回は、そもそも就業規則とは何なのか、そして、就業規則で見るべきポイントを解説していきます。
自賠責保険だけでは不十分なことも。電動キックボードは保険でどう備えればいい?
ポイントは、自身のけがの補償
首都圏で見かけることが多くなった電動キックボード。手軽な移動手段ながら、排気ガスなども発生せず、環境に優しいことも相まって、急速に利用者が増えています。2023年7月1日に道路交通法が改正され、16歳以上の年齢制限はありますが、免許証不要、ヘルメット着用の努力義務化、特定の条件下で歩道走行が可能になるなど、より利用しやすくなりました。利用しやすくなるといっても電動キックボードも乗り物ですから、事故はつきものです。電動キックボードによる万一の事故に備えるための、加入すべき保険について解説していきます。
新しい投資のカタチ【貸付型クラファン】3つのメリット・デメリット
ファンドを見極めるポイントは?
ネット証券やSNSの普及によって投資がより身近なものになり、スマホ1台あれば簡単に投資ができる時代が来ています。そんななか、注目を集めているのが新しい投資のカタチである「貸付(ファンド)型クラウドファンディング」です。人気が高まっている理由は一体何でしょうか? ファイナンシャルプランナーで、証券外務員の資格を持つ筆者の経験も踏まえ、お伝えしていきます。
よゐこ有野「いやらしいわぁって…」親への【終活】の切り出し方に四苦八苦
終活を考える(3)
お笑い芸人・よゐこの有野晋哉さんが、毎月さまざまな専門家をゲストに迎えて、お金の知識を身に付けていく「お金の知りたいを解決!お金の学園〜学級委員・よゐこ有野晋哉〜」。2023年7月は社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーの井戸美枝先生に、終活について伺いました。今回は、「終活の切り出し方」について。スムーズに話を進めるには、どのように切り出すのがよいのでしょうか?
税率が上がるボーダーラインで考える、節税が有効になるのはどんな人なのか?
所得税率のルールを知る
老後の資金不安に追い打ちをかける物価高、「手元のお金が増えたらいいのになぁ~」と、指をくわえて呆けているですって? なんて……嘆かわしい!身体を動かさず、知識もつけずに、お金は増えないので、まずは支出面の見直しを! 水道光熱費、スマホ代や保険料……いろいろ見直すものはありますが、なかでも後回しにしがちなのが「税金の見直し」です。税金は自分でどうすることもできない、と思い込んでいる人が大半だと思いますが、税金のルールを正しく理解して、節税方法をくまなくチェックすれば、税金をおさえることができるので、お笑い芸人で本物の税理士である税理士りーなと一緒にポイントを確認していきましょう。
2023年後半に開催されるイベントと関連する銘柄
バスケにラグビー、ゲームも
新型コロナウイルスによる行動制限が緩和され、街中に賑わいが戻ってきています。株式投資をしていると、人々の活気や流行が株価に影響を与えるシーンをしばしば目にしますが、今回は2023年後半のイベントから、今後期待される企業などを取り上げたいと思います。
家族関係次第で最適な選択肢が変わる 相続でモメやすい不動産を分ける時の三つの方法
換価分割・共有分割・代償分割のメリットとデメリット
相続で、自宅などの不動産をきょうだいたちと分けなければならないとしたら、どうすればいいでしょうか。今回は、相談者の斎藤さんの例から考えながら、不動産などの分けにくい財産を分ける時に役立つ三つの方法について解説します。
手書きの家計簿と家計簿アプリのメリットとデメリットはどう違う? FPが考える、上手な家計簿との付き合い方
家計簿を長続きさせる秘訣とは?
お金は大事。誰もがそう感じていても、お金をコントロールする手段をしっかりと行えている人は少ないのが現実です。家計を改善しようと思えば、以下のことを行うことが重要です。1. お金の現状を把握する2. 現状を分析して使いすぎポイントを洗い出す3. 使いすぎポイントの節約方法を考える4. 改善策を実施する改善策を実施しなければもちろん何も変わらないですが、闇雲に改善をしようとしても効果は生まれません。だからこそ、自分の家計の状態を把握して、自分にあった改善ポイントと節約方法を見つけることが大切です。まずは、自分のお金の使い方がどうなっているのかを客観的にみるためにも、家計簿をつけていきましょう。しかし、家計簿は、ダイエット、日記、整理整頓と並んで、三日坊主の代表選手になっています。今回は、「家計簿を続ける方法」「家計簿を活用して家計改善する方法」や、手書きの家計簿や家計簿アプリなど、複数ある家計簿の中から自分にあったものを選ぶ方法を整理するとともに、家計簿を活用した家計改善の方法を一緒に考えていきたいと思います。
「投資は早く始めるほど良い」のは何故か−−時間を味方につける【複利効果】とは
10万円を年利5%で運用した時の差は?
もしいま、あなたの手元に10万円があったら、何に使いますか?欲しかったモノを購入したり、ちょっと贅沢にレストランや旅行に使ったり……すぐに消費することを選ぶと、その10万円は一瞬で無くなってしまいます。しかし、それを投資に回すことを選べば、その価値は時間とともに増えていくかもしれません。お金は時間とともにその価値が変わっていき、お金が持つ現在の価値と、未来に持つ価値との間には差があります。これを「時間価値の概念」といいます。そして、時間を味方につけて、運用で得た利益を再投資することで、利益が利益を生んでお金が増えていく効果のことを「複利効果」といいます。これらは投資における最も基本的な、しかし非常に重要な概念です。今回は時間価値の概念と投資の複利効果について深く掘り下げ、それらを理解し活用するための具体的なステップを紹介します。
線状降水帯による豪雨で浸水被害…火災保険でどこまで補償される?
自然災害の補償に水害は含まれる
近年、天気予報で頻繁に聴くようになった「線状降水帯」。10年程前にはあまり聞かれなかった言葉です。2023年も線状降水帯による長く続く大雨で甚大な被害が起きています。万一の災害の備えとして加入している火災保険。水害に備えるための注意点を詳しく説明します。
貯金がまったくできない人の共通した3つの特徴とは? そんなひとが貯蓄するためにまず取り組むべきこと
お金を引き出すことを面倒にする
貯金しなければいけないと思っていても、まったく貯金ができない。そういった悩みを抱えている人も多いと思います。そもそも貯金ができない人には共通した特徴があり、それを克服できないと貯蓄というステップに進むことができません。今回は貯蓄がまったくできない人に共通している特徴とその対策を解説するとともに、おすすめの貯蓄法についても紹介します。これから貯蓄を考えている人は、ぜひ参考にしてください。
夜間に電気料金が安くなるプランは本当にお得? 逆に高くなってしまうパターンを解説
夜の利用でも使用時間帯が重ならないように注意が必要
2023年6月1日から、大手電力会社7社の電気代が値上げになります。これから暑い夏に向けて電気代が気になる季節、どうなることかと心配している方も多いのではないでしょうか。そんななか、注目されているのが時間帯によって電気料金が安くなるプランです。電気を使う家事や仕事は、料金の高い昼ではなく、夜にまわせば節約になりそうです。では実際、どのくらい安くなるのでしょうか。
消費者からそっぽを向かれた良品計画がストップ高の復活劇−−どんな決算だったのか?
一方、アパレルの勝ち組代表・アダストリアは?
2023年の上期は、総じて株価は堅調でした。といっても、まるごと全部が上昇したわけではなく、置いてきぼりにされた冴えない銘柄もあります。その代表といってもいいのが、2023年1月19日の連載「良品計画とアダストリア…明暗分けたアパレル決算、勝ち・負けの境目はどこにあるのか?」で取り上げた良品計画(7453)です。
クレジットカード会社から届く無料の保険案内、加入したほうが得? そうともいえない理由
なぜ無料で保険に加入できるのか?
クレジットカード会社からのDMを開封してみると、保険が無料で入れる案内が入っていたことはありませんか? 無料なら加入したほうがお得なのか、無料だと何か落とし穴があるのか、詳しく解説します。
相続した不要な「負動産」を売るために実践すべき、たった2つのこと
実は、負動産の買い手は多い
相続で引き継いだ山林や農地、親が生前に住んでいた空き家など、「思い出は詰まっているけれど、今は何も使っていない」不動産は、意外と多くの人にとって身近な財産の一つです。これらの不動産は、使っていなくとも固定資産税の支払いや、草木の除草伐採などの維持管理が避けられず、様々なリスクが年々積みあがっていく、資産価値よりも負債の大きい「負動産」と化していることも少なくありません。そして、負動産がかかえる問題は、負債的要素をもっていることだけでなく、「売りたくても売れない」という、八方塞がりに近い側面も持ち合わせています。しかし、実際にはそんな悲観する必要はありません。負動産を売却処分したいと思ったときに、見落とされがちな「2つのこと」を実践することで、誰でも負動産問題から卒業することができるようになります。今回は、その「2つのこと」について見ていきたいと思います。
よゐこ有野、終活の現実を知りショック「結構な金額…」
終活を考える(2)
お笑い芸人・よゐこの有野晋哉さんが、毎月さまざまな専門家をゲストに迎えて、お金の知識を身に付けていく「お金の知りたいを解決!お金の学園〜学級委員・よゐこ有野晋哉〜」。2023年7月は社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーの井戸美枝先生に、終活について伺いました。今回は、「終活で整理しておくべきこと」について。4つあるそうですが、何かわかりますか?
開始まであと半年の【新NISA】 20代の理想的な活用方法は?
積立5年後で経験すべきこと
2023年も後半に入り、期待の新NISAのスタートも半年後に迫りました。日本に住む全ての18歳以上の方が利用できる税制優遇制度ですから、ぜひ良いスタートを切りたいものです。今回はファイナンシャルプランナーが考える、20代の方の理想の新NISA活用法を解説します。【参考】・用意するお金は3ヵ月分?30代の資産形成でNISAとiDeCoはどう使うべきか・40代で直面するお金の課題にNISAとiDeCoを活用すべき理由・定年を見据えた50代のNISA・iDeCo活用術、資産を取り崩す恐怖とどう向き合うか・「いつお金がなくなるか不安…」60代が考えたい、老後の生活費をまかなえる年金の繰下げタイミング