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資産運用の基礎知識「債券ファンド」に潜む2つのリスク
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。債券ファンドについての質問です。債券は金利低下により債券価格が上がり、金利上昇により債券価格が下がると理解しています。金利上昇によって債券価格が下がったとしても満期まで保有していれば元本割れは発生しないことも理解していますが、国内債券型ファンドは複数の債券を組み合わせて運用し、ファンド自体の満期がありません。日本は金利低下が続いていたので、これまでは国内債券型ファンドを購入しても問題なかったと思いますが、今後、もし金利が上昇していく状況になった場合、国内債券型ファンドの基準価額はどのように推移するのでしょうか? 国内債券型ファンドを購入しても問題ないですか? また保有分は売却しなくても大丈夫なのでしょうか? 教えてください。(50代前半 既婚・子供2人 男性)
袋麺市場で「サッポロ一番」がトップに返り咲いたワケ
一時は「マルちゃん正麺」が首位奪取
お正月気分も抜け、読者の皆さんの食生活も普段通りに戻ったのではないでしょうか。おせち料理や新年会の食事に飽きたこの時期、無性に恋しくなるのがインスタントラーメンです。中でも袋入りのインスタントラーメン(袋麺)は、手軽に調理できる食材として、常備しているご家庭は少なくないでしょう。単体ではジャンクフードですが、山盛りの野菜炒めやゆで卵などを添えれば、バランスのとれた立派な一品になります。その袋麺市場でシェア争いが激化しています。きっかけは2011年に発売されたある商品なのですが、現状はどうなっているのでしょうか。
20代の投資術:総資産800万円、私の“次の一手”は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。資産の中の現預金の割合が多いように感じています。今後、物価が上昇する可能性が高いことや、まだ20代なのでもう少しリスクを取ってリターンの大きい資産に投資したいと考えています。具体的にどのような手段が考えられるでしょうか? また相対的に日本円の価値が下がっているように感じることから外国通貨の預金に興味を持っていますが、どのような投資方法があるかをよく理解できていません。すでに以下を始めています。アドバイスをください。【現在の投資状況】・10年以上の中長期的な資産形成として、ノーロードの積立投資信託に毎月5万円を投資しています。今は新興国株式や先進国株式の比率を比較的高めに設定したポートフォリオを組んでいます。・短期的な資産形成として日本株式投資を始めましたが、まだまだ勉強中で利益を得るにはいたっていません。・年金(確定拠出年金など)を除く資産の割合:総額約800万円・預金(日本円):88%・日本株式:2%・投資信託:10%・昨年は1
育児を「手伝う」は禁句? 夫を憎まずにすむ方法
担当編集者が語る書籍シリーズ
日常生活や生き方を通して、お金の価値観・人生観を考えるきっかけになるような話題の本をMONEY PLUS編集部がピックアップ。書籍の担当編集者に読みどころやこだわり、制作秘話などを語っていただきます。今回は、ジャンシー・ダン著『子どもが生まれても夫を憎まずにすむ方法』をご紹介します。
活況「いちごの日」商戦を支える「国産イチゴ」の超絶進化
国産フルーツに吹く逆風も何のその
1月15日が「いちごの日」であることをご存知でしょうか。全国いちご消費拡大協議会が「いいいちご」の語呂に合わせて制定したのが始まりとされています。この記念日を前に、主に外食産業でイチゴを前面に押し出した動きが活発になっています。しかも、多くのイベントが盛況のようで、そのほとんどで国産イチゴが使われています。どのフルーツも生産者の高齢化や安価な輸入品の台頭によって、国産品の生産量が減少しているのが現状です。ところが、イチゴに限っては国産品が大いに健闘しています。何がここまで多くの人を魅了するのでしょうか。国産イチゴの人気の理由を探ってみます。
不動産投資の確定申告 煩わしい作業を効率的にするには?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。3年ほど前から会社員の傍ら、不動産投資をしています。毎年なんとか順調に利益が出て、納税も行ってきました。そろそろ“魔の確定申告”の時期が近づきつつあります。不慣れなため、いつも作業に相当な時間を取られてしまいます。確定申告を最短で効率的にこなすスキル等ありましたら、教えていただきたく思っています。(40代前半 既婚・子供2人 男性)
簿記の歴史、最大の謎とは
簿記の歴史物語 第22回
シャーロック・ホームズの活躍した1880年代には「資本等式」が教科書に載るようになり、簿記理論はついに完成をみました。歴史に興味のある方なら、「あれ? 意外と最近だな」と感じるのではないでしょうか。人類にはざっくり4~5000年の文明があり、都市を作って経済活動を行ってきました。ところが、商業には欠かせないはずの簿記が完成したのは、ほんの百年少々前なのです。なぜ簿記の完成は、これほど遅くなったのでしょうか?
「勉強ができる女性=結婚難民」という通説は真実か
学歴と結婚の相関性を探る
50代で管理職をされている女性から、こんな話をうかがいました。その女性は大学4年の時、ある総合商社の採用面接を受けたそうです。最終面接に呼ばれたのは、高学歴の女性5人。面接官は男性ばかりでした。面接官からの質問は大変難しいもので、4人の女性は一生懸命考えて回答しました。が、残りの1人はまったく回答ができず、その場でシクシク泣き出したのです。「結果、採用されたのは泣いた女性でした。驚くというより、やはりそうか、と思いました。当時の女性の採用には、一般職でも総合職でも『うちの社員のお嫁さん候補かどうか』『(面接官が)お嫁さんにしたいかどうか』がありましたから」男女雇用機会均等法が施行されたのは、今から約30年前の1986年。この女性が新卒採用の面接を受けたのは、同法の施行から間もない頃でした。1990年代に入ってからも、「一般職はいいけれど、総合職なんかで入ったら嫁の貰い手が減るよね」などという話は普通にされていたのです。それから20年の月日が流れました。やはり今でも、高学歴女性は「結婚が難しい」のでしょうか。
将来の“ハイパーインフレ”に私たちはどう備えるべき?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。以前、ある投資家が将来的にハイパーインフレが起こると予想していました。これに対し、なにか対策を講じておいたほうがよいでしょうか? 現在は投資信託と貴金属に毎月2万5,000円づつ投資していますが、今後、貴金属の割合を増やすなどしたほうがいいですか?(40代前半 独身 男性)
「適温相場」の行方を「熊と少女」の物語で占う
お金のことば5:ゴルディロックス
ここ最近、国内外の経済系メディアで「ゴルディロックス」という言葉を見聞きします。ゴルディロックス経済とか、ゴルディロックス相場などの表現がよく登場するのです。例えばここ1ヶ月以内の記事に限っても「ゴルディロックス的なマーケット環境が変わる感じはないが」(ロイター2018年1月3日)とか、「『ゴルディロックス(中略)状態』が続くとみる投資家は54%」(日本経済新聞2017年12月19日)といった表現を見つけることができます。実はこの言葉、英国で発祥したある「童話」が語源なのだそうです。果たしてゴルディロックスとは一体どんな意味なのでしょうか。そして各種メディアで囁かれているゴルディロックス相場の行く末は、どうなるのでしょうか。筆者の専門分野は言葉ですので、強引に「言葉の観点」から相場の未来を占ってみましょう。
6年ぶりの好決算、「イオン」の何が変わったのか
総合スーパーが復活?道半ば?
この勢いは本物なのでしょうか。流通大手のイオンが1月10日、2017年度第3四半期(3~11月期)の決算を発表しました。本業の儲けを示す営業利益は、6年ぶりの高水準を記録。前年の同じ時期と比べて2割の増益となりました。いったい何がイオンの業績回復を牽引しているのでしょうか。そして、足元の状況は、同社の事業が“完全復活”を果たしたといえるものなのでしょうか。
音楽で飯を食う35歳、年収700万に到達し投資に興味
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。音楽で生計を立てている35歳です。ここ数年でようやく収益が安定して年収が700万円ほどになり、投資を考え始める段階になりました。まだ資産のない自分にとって、インカムゲインよりもまずはキャピタルゲインで資産形成を図るのがよいと思っています。しかし、今年に入って会社員からフリーランスに転向したため、リスクには慎重にならなければという認識も持っています。投資への入り口でつまづきたくないので、よいアドバイスをお願いいたします。(30代後半 独身 男性)
アラフォー女性が直面する、洋服にかかる無駄な出費
担当編集者が語る書籍シリーズ
日常生活や生き方を通して、お金の価値観・人生観を考えるきっかけになるような話題の本をMONEY PLUS編集部がピックアップ。書籍の担当編集者に読みどころやこだわり、制作秘話などを語っていただきます。今回は、海保麻里子著『今まで着ていた服がなんだか急に似合わなくなってきた』をご紹介します。
誰もが疲弊する「帰省ラッシュ」をスマートにこなすワザ
年末年始の反省をお盆に活かしたい
長いようであっという間だった年末年始が終わって、仕事も通常運転に戻っている頃でしょうか。少し浮かれ気味だったお正月を冷静に振り返り、「年末年始で随分お金とエネルギーを使ったなあ」と、薄くなった財布にため息をついている方は多いかもしれません。年末年始の帰省の記憶が新しいうちにコストを見直し、次回のお盆や正月の帰省をよりスマートにするワザについて、考えてみたいと思います。
株の「利益確定」焦って早くしすぎちゃうのはなぜ?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。ゲーム関連の株式を買ったところ、思いの外、値上がりして資産の半分程度を占めるにいたりました。先の相場は読めないものですし、急に上がった分、もう売り切ったほうがよい気もしています。ただ、一気に同じ株式を買ってはいけないのと同様に、まとめて売るのもよくないのでしょうか? ご意見いただけますと幸いです。(20代後半 独身 男性)
冒険家にとってお金とは?生きているその時を考える
服部文祥のサバイバルライフ
給料は上がらないのに平均寿命はますます上がる予測。老後のために、今からお金を貯めなきゃ! と汲々とする今日この頃、なんだか、何のために生きてるのかわからなくなってきた……。そんな生き方の対極にあるのが、死と隣り合わせの人生を生きる「冒険家」。彼らにとってお金とは? 備えとは? 暮らしとは?「サバイバル登山家」として知られる、服部文祥さんにお聞きしてきました。(写真:亀田正人)
バイト感覚で観光案内、「無資格ガイド」解禁の衝撃
新たなシェアビジネスが隆盛?
2020年の東京オリンピックに向けて、政府がさまざまな規制緩和を進めています。すでに先行している“爆買い”向けの免税手続きの簡素化や、民泊の規制緩和に続いて、1月4日からは無資格ガイドが解禁されました。この規制緩和によって、どのようなビジネスチャンスが生まれるのでしょうか。これから先の新しい事業機会の全体像を探ってみます。
「税金が高い…」と嘆く前に知りたい会社員の“節税術”
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。会社員ですが、少し副業をしています。税金対策として確定申告を検討していますが、どのように行ったらよいでしょうか? ほか税金対策によいものはありますか?(30代前半 独身 女性)