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資産価値がほとんどないからこその問題も。「負動産」の相続手続きって、なにが大変?
資産価値によって変わる手続きの重さ
2024年4月から始まった相続登記義務化により、故人名義の不動産は、存命の相続人の名義に変更しないと、罰則が科せられようになりました。特に不動産の登記(所有者の登録)は、義務ではなかったこともあり、何代も前の先祖の名義のままになっているケースも珍しくなく、相続手続きの重要性と大変さが再認識されています。ところで、相続にまつわる問題といえば、「財産をどうやって分けるか」という財産分与、遺産分割の問題、「多額の税金を納めなければならない?」という相続税の問題などは、メディア等でもよく取り上げられ、イメージも湧きやすいものだと思います。一方、相続手続きそのものについては、「なんとなく大変そう、面倒くさそう」といった漠然とした印象はあっても、それがどれほど大変かは、あまり具体的に触れる機会がないと思います。そこで、今回は不動産——その中でも、住宅や賃貸アパート、市街地の宅地といった資産価値のある不動産ではなく、山林や農地、長らく放置状態の空き家といった、資産価値がほぼなく、売却も困難と思われる”負動産”の相続手続きに注目して、どんな大変なことがあるのかを見ていきたいと思います。
過去の大暴落は何が原因だった?20世紀以降の“7つの大暴落”を振り返る
2024年は“植田ショック”に?
今月、日経平均株価が乱高下し、投資家の間で不安が広がりました。今回の暴落は過去の日経平均の下落、値幅のワースト5の1位と3位にランクインしました。1位 2024年8月5日 4451円28銭安の3万1458円42銭 12.4%安2位 1987年10月20日 3836円48銭安の2万1910円08銭 14.9%安3位 2024年8月2日 2216円63銭安の3万5909円70銭 5.81%安4位 1990年4月2日 1978円38銭安の2万8002円07銭 6.6%安5位 1990年2月26日 1569円10銭安の3万3321円87銭 4.5%安2位はブラックマンデー、4・5位は日本のバブル崩壊の際の値幅です。このような急激な市場の動きに対しては、冷静に対処することが求められます。歴史的に見ても、金融市場には不定期に暴落が起きており、それぞれになにかしらのきっかけがありました。今回は20世紀以降の主要な相場の暴落について振り返ります。
コストが割高になりやすい「ペアローン団信」、メリットはある? 契約前にチェックしたいポイント
ペアローン団信以外の選択肢はある?
リクルート「2023年首都圏新築マンション契約者動向調査」では、「世帯主と配偶者のペアローン」の割合は34%で、「2018年以降で最も高くなった」となっており、ペアローンを利用する方が増えていることが分かります。くわえて住宅ローンを検討する際、団体信用生命保険(以下、団信)に注目する方も増えています。そのような中、新たにペアローンでパートナーの万が一に一緒に備えることができる、いわゆる「ペアローン団信」が登場しました。
アシックスとミズノの株価は半年で約2倍に…その他スポーツブランド3社と差が広がる
強いものについていく戦略が優位に
この連載記事でも、登場回数の多いスポーツ関連銘柄、前回は、ちょうど半年前にスポーツブランド5社(アシックス、ゴールドウイン、デサント、ヨネックス、ミズノ)の明暗について言及しました。2024年2月時点では、アシックスとミズノが圧勝。ほか3ブランドの株価は低迷していました。その明暗を分けたのが、ちょうど8月、そうです。まさに1年前の今時期発表の決算で、各ブランドの株価の方向性が示されました。参考記事:アシックスとミズノが圧倒…スポーツブランド5社の明暗を分けた、投資家が注目したポイントとは?
投資信託は純資産総額の大きなファンドを選ぶのがいい?
投資信託の誤解④
「投資信託を買う時は、純資産総額の大きなファンドを選ぶようにしましょう」と言われます。ある意味、正しいのですが、何にも適正水準というものがあります。それは投資信託も例外ではありません。
「投資型年金保険を解約して、新NISAで運用したい」損をしてでも解約はすべき?
運用方法を変更する判断基準とは?
2024年からスタートした新NISAをきっかけに、資産運用を始める方が増えました。すでに異なる方法で運用をしている方のなかには、新NISAの制度概要を知り、「新NISAで投資をすればよかった……」と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、投資型年金保険を解約し、新NISAで新たに資産運用を始めたAさん(41歳・女性・パート)の事例をもとに、運用方法を変更する判断基準についてFPが解説します。
30年以上金融市場を見続けた筆者も初体験…未曾有の暴落相場を分析する
高配当狙いならチャンスに?
8月5日の株式市場は日経平均株価660円安で始まり、売りが売りを呼ぶ全面安の展開となりました。日経平均株価の下げ幅は一時4700円を超え、前週末比の終値からマイナス4451円、3万1458円で年初来安値を更新しました。
年収300万円の人が65歳から受け取れる年金額はいくら?
公的年金シミュレーターで老後の生活が見えてくる
「40歳の独身者です。非正規で働いていて22歳から年収は変わらず300万円。ずっとこのまま年収が同じで60歳まで働いたとき、年金はいくら受け取れるのでしょうか?」【答え】65歳から受け取れる年金は、141万円(月額11万7500円)です。この計算は、いつもExcelで計算式を使って、年齢、平均収入などの数値を入力して計算していました。かなり面倒な作業でした。しかし、厚生労働省の「公的年金シミュレーター」を使うと、誰でも簡単にわかります。今回は、この「公的年金シミュレーター」を使って、老後のお金をどう考えればよいのかを一緒に考えて行きたいと思います。
歴史的暴落をどう乗り切る?日経平均下落の背景と今投資家がやるべきこと
今後の見通しはどうなる?
8月5日の日経平均はブラックマンデー超えの急落となり、今週は株式市場の歴史に残る1週間となりました。歴代1位の下げ幅で、週明けからジェットコースターのような相場が続いています。今回は日経平均暴落の要因と、歴史的な暴落の中で、私たちは投資家としてどのような行動を取ったら良いのかについて考察させていただきます。
退職日を1日遅らせるだけで70万円増える可能性も…定年前後の手取りを最大化する「退職金&給付金&年金」手続き
「一時金」「年金」「併用」はどれがいい?
定年前後の手続きによって、支払う税金や社会保険料を減らしたり、給付金をもらったりすることができ、手取りを増やすことができます。今回は、定年前後の手取りを最大化するために押さえておきたい手続きをご紹介します。
AEON Payはチャージだけで10%還元! 8月の注目キャンペーン
マクドナルドモバイルオーダーのお得も
8月も各社から続々とキャンペーンが発表されています。数ある中から、本当にお得で使い勝手の良いものをピックアップしてお伝えします。
ミスドを運営する「ダスキン」は冴えない決算、それでも株価が上昇トレンドを描いている要因とは?
店舗数は回復傾向に
最近、ドーナツ屋さんで行列ができているのをしばしば見かけます。今さら?と思いますが、SNSなどの影響で、映えるドーナツが人気のようです。日本のドーナツといえば、だれもがミスタードーナツを思い浮かべるのではないでしょうか? ドーナツ市場でおおむね50%以上のシェアを占めており、2024年3月末時点では、1,017店舗あります。じつは、ミスドの店舗数は、2013年3月期の1,377店舗をピークに、21年3月期には961店舗と、3割以上減少していました。その後、コロナの巣篭もり需要で見直され、22年3月以降は3年連続で増加しています。さらに25年3月期は40店と野心的な出店計画を立てています。
子育て家庭には必須といえる「死亡保険」どんな種類がある?
選ぶポイントとは
生命保険の中で、もっとも備えておきたいのは、「死亡保険」です。そもそも保険の役割は「滅多に起こらないけど、それが起こった時の大きな経済的損失に備える」ものです。「大きな経済的損失」とは、まさに死亡保障が当てはまります。たとえば、小さな子どものいる家庭で、夫(または妻)がもしも死亡すると、残された遺族はとても困ることになります。子どもの生活費、教育費には、かなりのお金が必要です。もちろん公的遺族年金がありますが、それだけでは足りません。子ども一人あたり2000万円ぐらいは不足すると言われています。子育て家庭には、この死亡保険は必須の保険といっていいでしょう。今回は、この死亡保険の選び方・入り方について解説しましょう。
57歳独身女性「自由にお金を使ってきたけど、老後も変わらず暮らしたい…」定年前後から始める資産形成に必要なこと
投資期間と金額の違いが老後を大きく変える
会社員のAさん(57歳)は定年となる60歳が近づいてきたことで、今後の暮らしや老後資金への不安が大きくなってきました。このままで老後資金は大丈夫なのかを確認したい、何か対策が必要であれば始めたい、とFPである筆者のもとに相談に来られました。
都内で暮らす40代独身男性の平均年収や貯蓄額、生活費はいくら?【2024年版】
1カ月の貯蓄額は6万超え
40代の独身男性は、社会経験を十分に積んでいて、仕事でもプライベートでも一目おかれる存在になっているのではないでしょうか。20代30代の若手からは大人の男性として頼りにされ、50代60代のベテランからはフットワークがまだまだ軽やかな若々しさゆえ、やはり頼りにされていることでしょう。独身にこだわっているつもりではないのに、気づけば40代、という独身男性にとって、今後のライフプラン、マネープランをふと考えてしまうこともあるでしょう。将来を考えるにはまず現状の整理から。それには、平均的な数字を知っておくことも役に立ちます。今回は、40代独身男性が東京で暮らしている場合、年収や貯蓄額、生活費はどのくらいかかっているのか、見ていきたいと思います。
なぜ?株主優待廃止を発表した4社 それぞれの理由を比較
ジワジワ広がる東証市場再編の影響
突然ですがクイズです。ケンタッキーフライドチキン、お茶漬けの永谷園、イタリア料理チェーン店のサイゼリヤ、化粧品やサプリメントを扱うファンケル、これらに共通する事がありますが、それはなんでしょうか。ヒントは株です。…そう、株主優待制度の廃止を決定した企業です。
「夫がお金を入れてくれない」夫名義の住宅ローンを払い続ける妻…離婚前に考えること
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、離婚を検討している女性。離婚の際に考えておきたいお金のポイントは?FPの當舎緑氏がお答えします。
【NISAで一生モノ】株主優待と配当金も!ひと粒で2度おいしい8月の欲張り銘柄3選
配当と株主優待のバランス銘柄
7月後半から日経平均は4万円をキープする事なくあっさりと割込み調整を余儀なくされています。要因は為替の急激な変動、政治の不透明感や主要企業の決算を見極めたいため等、一旦利益確定と言われています。ただ株価が下がれば利回りは上がるので欲しい銘柄が安く買えるチャンスでもあります。なかなか、株を買うベストなタイミングは分からないので、株主優待と配当金を合わせて納得水準なら少しずつ購入するようにしています。さて今回紹介させていただく銘柄も株主優待も配当金もバランスが良く『一生モノ』と思える銘柄です。大幅に改善されたNISAもフル活用しながら将来の不安の解消につなげたいと思います。よかったら参考にしてみてください。