みんなの家計相談
家計、住宅ローン、教育費、老後資金…読者から寄せられたお金に関する悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えます。
結婚前に浮かび上がったお金の問題、両親の無計画な住宅ローンに不安
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、1年後に結婚を控えている中、次々とお金の問題が見つかり不安になっているという32歳の女性。貯蓄の少ない親が抱える住宅ローン、義母への仕送り、結婚後は出産し子育てできるのか…。不安を解消するには何から手をつけれたらいいのでしょうか。FPの秋山芳生氏がお答えします。約1年後に結婚を予定しており、家族や将来のマネープランを真剣に考える機会が増えたのですが、今まで気がつかなかったお金の問題が次から次へと見つかり、とても不安な状況です。まず1つ目の大きな不安が、親の住宅ローンについてです。現在両親ともに67歳ですが、住宅ローンが10年以上残っています(79歳まで)。月々の支払いは、管理費や固定資産税を含めて約16万円。現在、父親は長年勤めていた会社で働かせてもらっており、年齢の割には多めの給料をいただけているのでローンを支払えていますが、いつ解雇されるかもわからず、健康面で何かあって働けなくなってしまった場合、ローンの支払いがかなり厳しい状況になります。
「カード代が支払えない…」リボ払いか、消費者金融から借金か
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、借金が膨らんでしまったという23歳の女性。来月のカード代を支払うために、リボ払いを選択するか、消費者金融に借りるか悩んでいるといいます。FPの飯田道子氏がお答えします。奨学金と消費者金融の返済に加えて、リボ払い残高が16万円もあるという悲惨な状態にもかかわらず、引越しをしてしまったため、来月のクレジットカードの支払いが20万円を超えてしまいました。自分が悪いのですが、来月のカード代が払えそうにありません。消費者金融の限度額は87万円で、まだ枠は残ってはいるのですが、払えないカード代を消費者金融で借りるか、リボ払いにしてしまうか悩んでいます。借金を重ねない方がいいというのはわかっているのですが、どちらかといえば、どちらを選ぶと返済がラクになるのか知りたいです。<相談者プロフィール>・女性、23歳、未婚・職業:会社員・居住形態:賃貸(一人暮らし)・毎月の世帯の手取り金額:18万円・年間の手取りボーナス額:25万円・毎月の世帯の支出目安:18万円【支
子ども2人の学資保険に月10万「薬剤師の夢をかなえてあげたい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、上の子に続き、下の子も私立中学に進学させたいという40代主婦。上の子が希望する薬学部の教育費や夫婦の老後に備えて、今できることが知りたいといいます。FPの氏家祥美氏がお答えします。この4月から上の子が、私立中学校に入学します。4年後には下の子も中学受験の予定です。しかも、長女は将来、薬剤師になりたいと言っています。まだ先なのでわかりませんが、お金がないからという理由で薬学部をあきらめさせるのはかわいそうなので、なんとかしてあげたいです。また退職金がないため、老後の生活が不安です。子どもの教育費や老後に備えて、今のうちからできることが何なのか知りたいです。<相談者プロフィール>・女性、43歳、既婚(夫:43歳、会社員)・子ども2人:12歳(中1)、8歳(小3)・職業:会社員・居住形態:持ち家(戸建て) ・毎月の世帯の手取り金額:45万円・年間の手取りボーナス額:150万円・毎月の世帯の支出目安:45.5万円【支出の内訳】・住居費:5万円・食費:5
50代男性「妻がうつで休職後、支出が増えて貯金ができない」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、妻の休職をきっかけに支出が増えたという50代の共働き夫婦。2人とも退職金が出るので、これまで貯金に力を入れてこなかったといいますが、貯まらない現状に不安を感じているといいます。FPの横山光昭氏がお答えします。夫婦二人暮らしなのに、毎月貯金をするということができません。ですから当然、お金がなかなか貯まらず、老後資金がきちんと貯められるのか心配です。夫婦の手取り収入は約55万円。以前はきちんと貯金ができていたのですが、妻がうつ病になり、1年休職したところ、その間に支出が急速に増えてしまいました。時間ができたので、仕方がないと当時は思っていたのですが、復職後もその支出状況が変わらず、不安を覚えます。今のままでは、老後生活に入る前に破綻してしまうのではないかとさえ思ってしまいます。家計管理の仕方は夫婦別々で、担当制です。夫の私が主に固定費を、妻は食費など日々の生活費を担当としています。収入の管理は別々ですが、収入額は毎月自然に知らせ合うことが習慣になっ
家計に無頓着な30代夫婦「妻が専業主婦になるのを機に見直したい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、いままで家計に無頓着だったという、共働き別財布の39歳主婦。妻の退職を機に、将来を見据えた家計管理をしたいといいますが……。FPの飯田道子氏がお答えします。家計に関してまったくプランを立てていません。今は2人で好きなように使っていますが、子どもを望んでいますし、いずれ家も購入したいです。将来を見据えて、どのように家計と向き合えばよいのかわかりません。いまは夫婦別財布にしており、共有財布に月10万円を出し合う以外はお互いの支出を把握していません。その10万円は食費や、一緒に出掛ける時の支出に充てています。厳密に1ヵ月分というわけではなく、なくなればまた足します。ですが、大体1ヵ月でなくなることが多いです。旅行にもよく行きます。その際は記載した支出に含まれない大小の出費があります。その年によりますが、年間で50~60万円ほどになると思います。現在は共働きですが、妻の私が来月仕事を辞めて無収入になるため、今後は夫の収入のみで生活する予定です。夫はお金
「入院手術になっても給付金が出ない…」 “保険に無知”が招いた失敗
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、保険に加入しているのに、先日入院した時に給付金が出なかったという20代男性。夫婦に適切な保険や、入院のような特別支出があったときに対応できるようにするには家計のどこを見直したらいいのか知りたいといいます。FPの氏家祥美氏がお答えします。結婚してもうすぐ3年になります。2人とも働いているので、毎月の支出は気にせず過ごしていましたが、なかなか貯金できないことに不安を感じて、昨年末に妻と相談してお小遣い制にして家計簿をつけることにしました。ネットや本で自分なりに勉強し、まずは住宅購入のための貯蓄を始めました。個人的には、マイホームは若いうちに購入したいと考えていましたが、妻はよく考えて貯蓄してから購入したいとのことで、5年間貯蓄を頑張ろうということになりました。都内のマンション4000万円程度で考えていますが、金額的に中古になるのではという話をしています。貯蓄の中にはつみたてNISAも入れた方がよいという話を聞き、投資にもチャレンジし始めました。同時
手取り月18万 、老親を抱えた45歳独身の老後を好転させる方法
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、「老後に絶望しかない」と嘆く、45歳の独身女性。同居する70歳の母親の介護費用も考えると、このままでは貯金が底をついてしまうといいいます。FPの黒田尚子氏がお答えします。将来が不安でたまりません。現在は持家ですが、マンションの老朽化問題により、来年目安で売却し、賃貸に引っ越す予定です。そして、このまま生涯賃貸に住もうと考えています。しかし、このままいくといつか貯金が底をつき、その場合は死ぬしかないと思っています。老後に絶望しかありません。老後の備えとしてあるのは、以下の保険のみです。・個人年金:60歳から10年間、月約7万円受給・厚生年金:ねんきん定期便によると毎月約10万円受給・がん保険:積立型、健康に生きれば70歳で約118万円受給・医療保険:積立型、健康に生きれば70歳で約140万円受給株や投資には一切興味はなく、この先もやらないつもりです。地道に貯金していくしかないのですが、どこをどうすればいいのかわかりません。70歳になる母と同居して
新社会人、初任給の使いみちは?30歳で貯蓄1000万円を目指すなら
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、4月から新社会人になる22歳の男性。額面で20万円になる給与のうち、いくら貯金にまわしたらいいのか悩んでいるといいます。FPの平野泰嗣氏がお答えします。4月から社会人になります。これまで趣味や旅行のためにアルバイトをしたことはありますが、サラリーマンになると定期的にまとまったお金が入ってくるので、どのようにお金を管理していけばよいのかわかりません。月給は額面で20万円ぐらいと聞いていますが、手取りがどのくらいになるのかわかりません。当面は実家暮らしなので、資金的に余裕があると思います。どのくらい貯金をすればいいのでしょうか。<相談者プロフィール>・男性、22歳、会社員、未婚・両親と同居・ボーナス込みの額面年収:320万円ぐらい・現在の貯金:15万円(学生時代のバイトで貯めた)【毎月の家計情報】(収入)・手取り月収:額面20万円と聞いているが不明(支出)・住居費:実家暮らし・外食費:2万円・定期代:1万円(給料に含まれる)・通信費:0.5万円・そ
住宅ローンは完済、教育費準備も完了「老後安泰な家計」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、住宅ローンを完済し、教育費の確保もできたというアラフィフ共働き夫婦。これから老後資金を準備するにあたりアドバイスがほしいといいます。FPの薮内美樹氏がお答えします。 住宅ローンの返済が終わり、子どもの学費も確保できました。これからは老後の準備をしたいと思っています。老後資金のアドバイスをお願いします。退職金は二人合わせて手取り2000万円以上はあると思います。個人年金は、夫が60歳の時700万円になります。70歳まで年間70万円受給する予定です。夫婦の生命保険料が引き上がる時期だったので、子どもの学費も確保できたため、死亡保障を夫1800万円、妻1200万円に下げて、月々の保険料を2万8000円に抑えました。今までは、夫の死亡保障4500万円、入院1万円、手術や先進医療保障有で、妻はその半分の保障でしたが、死亡保障を下げてよかったのか不安に思っています。また今後、親の介護が必要になってくるかもしれません。妻は公務員で薬剤師の資格があるため、介護
私立中学進学後も負担が増える教育費、「今からできることは?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、春から娘が私立中学に進学するという38歳の主婦。この先、高校・大学と進学することを考えると教育費が準備できるか不安だといいます。FPの前野彩氏がお答えします。この春から、娘が私立中高一貫校に進学することが決まり、家計が不安です。見直した方がいい支出や、娘の進学に備えて今からできることがあれば教えてください。 学費は年間60万円程度ですが、高校に進学すると90万円程度になる見込みです。通学費も月1万8000円程度かかる見込みです。ほか習い事の英語に月8000円、通信教育に5000円かかります。英語は中学進学後に状況をみて辞める可能性があります。大学進学となると、自宅通学は難しく、国公立でも私立でも専門学校でも下宿になると思います。 また、中古住宅購入したため、定期的にメンテナンス代がかかっています。これまで、ボイラー工事、壁塗装、水回りとトイレ修理を行い、その度に100万円単位の支出があります。 夫は60歳で定年ですが、再雇用制度があり、嘱託
従業員の目が気になって接待費を経費にできない…30代経営者夫婦の悩み
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、小さな会社を経営する30代夫婦。会社の収入は安定しているものの、経費精算はせずに自腹を切ってやりくりしているため、夫婦の貯金が貯まらないといいます。家計再生コンサルタント横山光昭氏が運営する『マイエフピー』のFPがお答えします。自宅に併設する形で、夫婦で小さな会社を経営しています。会社の収入は安定しており、2人いる従業員にも給料を払うことができているのですが、自分たちのお金がなかなかたまりません。家計的には毎月余剰金もしっかり出ている計算なので、そのお金で老後に向けて国の制度を使いながら老後資金を作ったり、子どもの教育費準備もしたいと思っています。残るべきお金が残っていないのは、おそらく経費の清算をしていないせいだろうと思っています。ただ、それを清算してしまうと、会社の経営状態が悪くなってしまうような気がしています。支出の内容も会食代や交通費が多く、会計帳簿をつけてくれている従業員にイヤな印象を持たれるかもしれないとも感じています。現在の貯金は
年収130万のパート主婦が年収200万稼ぐと、何がどう変わるのか?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、年収を130万円に抑えて働いているという50代のパート主婦。できれば年収200万円になるまで稼ぎたいといいますが、夫の扶養から外れることや家族手当が支給されなくなることを考えると躊躇してしまうようです。FPの鈴木さや子氏がお答えします。 現在、年収を130万円に抑えてパートで働いています。収入を増やしたいのですが、この職場では社会保険に入れないと言われました。そこで、ほかの会社でも掛け持ちで働いて、年収を200万円くらいに増やそうかと考えています。問題は、どちらの勤務先でも社会保険に入れないので、主人の扶養から外れて国民健康保険に入らなければならなくなります。年齢的にあと10年くらいしか働かないとして、将来受け取る年金が増えるとは思えませんし、主人の会社の家族手当が年17万円くらいあるので、それも支給されなくなることを考えると、やはり130万円に抑えて働いた方がいいのではと悩んでいます。iDeCoなど、少しでも収入増につながる対策があれば教えて
住宅購入後、赤字に転落…「理想の家計」に縛られた40歳主婦
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、住宅購入を機に貯蓄があまりできなくなったという40代主婦。今の家計を見直して、理想的な支出の割合に近づけたいといいますが……。FPの横山光昭氏がお答えします。5年前にマイホームを購入しました。十分計画してから購入に踏み切ったつもりでしたが、住宅ローンの返済が始まったことを機に、お金があまり貯まらなくなってしまいました。今、子どもは保育園児ですが、あと2年で小学校に入るので、教育費も徐々に準備しておかなくはいけないと思っています。今のままだと、住宅ローンの返済をしながらお金を貯めていけるのか不安です。毎年恒例としていた海外旅行に行っても大丈夫かということも気になっています。やりたいことをやってお金を貯めていくには、我が家の支出を「理想の割合」に合わせていくことが大切なのではないかと考えています。今削るべきは生命保険料なのかなと思っているのですが、どうでしょうか。我が家の家計は、よくある理想的な支出割合と比べてどこが悪いのかを教えて欲しいです。<相
子どもからの援助が命綱!老後破産の危機に瀕した50代夫婦
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、同居する子どもからの援助でなんとか家計をやりくりできているという50代夫婦。老後に不安を抱え、今からiDeCoを始めようか検討していますが、その前に他にすべきことがあると、FPの横田健一氏は指摘します。夫婦の月々の収入が少なく、今は同居している娘たちが家計に3万円ずつ入れてくれてなんとかやりくりできています。ただ、娘たちが家を出て、それがなくなるとおそらく貯金ができないと思います。私も主人も退職金のない職場です。これから大きくお金が増えることもなく、余剰資金もないので投資は考えていません。ですが、老後の備えとしてiDeCoを検討しています。60歳までもう間もなくですが、今からはじめても意味はあるのでしょうか。老後資金が足りるのかわからず、とても不安です。〈相談者プロフィール〉・女性、52歳、既婚(夫:51歳)・子ども2人:29歳、26歳・職業:パート・居住形態:賃貸・毎月の世帯の手取り金額:40万円(夫16万円、妻18万円、長女3万円、次女3万
気の遠くなるような金額「老後2000万円」、20代ですべき準備は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、老後2000万円問題におびえる24歳の独身男性。奨学金の返済もあるため貯められるか不安だといいますが、20代の今からすべきことがあれば知りたいといいます。FPの渡邊裕介氏がお答えします。老後に2000万円必要だと知り、まだまだ先の話ですが不安になっています。頑張って貯めたいとは思いますが、2000万円と聞くと気の遠くなるような思いです。奨学金も返済していかなければなりません。20代の今からしておいたほうがいいことはありますか?<相談者プロフィール>・男性、24歳、未婚・職業:会社員・居住形態:賃貸(一人暮らし)・毎月の世帯の手取り金額:22万円・年間の手取りボーナス額:なし・毎月の世帯の支出目安:17万円【支出の内訳】・住居費:6.4万円・食費:3万円・水道光熱費:0.8万円・教育費:なし・保険料:1.6万円・通信費:0.5万円・車両費:なし・お小遣い:1.5万円・奨学金返済:2万円・その他:1万円【資産状況】・毎月の貯蓄額:5万円・年間ボーナ
「住宅ローンの繰上げ返済」と「教育資金の準備」、両立はできる?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、3年前に住宅ローンを組んだという33歳のパート主婦。繰上げ返済をしつつ、子ども2人の教育費も貯めていきたいといいます。どのようにバランスを取ればいいのでしょうか。FPのたけやきみこ氏がお答えします。教育資金と繰上げ返済、バランスの取り方を教えてください。3年前に住宅ローンを組みました。早く完済したいと思っているのですが、なかなか貯まりません。子どもは、できれば二人とも大学まで奨学金なしで進学させたいと考えています。本人が希望するなら、高校から私立も視野に入れられたらと思いますが、家計的に無理そうなら高校までは公立に進んでほしいと思っています。児童手当は全額学資保険にまわしていて、その額は貯蓄には入れていません。近くに頼れる親がいないため、私は夫の扶養内でパートをしています。子どもが高学年または中学生になったら正社員で働こうかとも思いますが、できれば正社員ではなく、このままパートでいたいと思うのが正直なところです。地方在住のため、車1台は必須です
40歳、投資初心者「コロナショックのいま投資を始めるなら?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、将来のために投資を始めたいという40歳主婦。初心者の自分が、いま始めるならどんな投資がよいのか知りたいといいます。FPの伊藤亮太氏がお答えします。共働き夫婦です。私は今年40歳になります。子育てにまだまだお金がかかりそうですが、将来のために投資を始めたいと考えています。夫はもともと投資に積極的で、多種多様な商品に投資をしています。私はまったくの素人です。そこで、いま始めるならどんな投資がよいか教えていただきたいです。現時点で私が投資にまわせる資産は現金で1000万円。社内預金(財形)や教育費の貯蓄は別にあります。このまま貯蓄しているだけではダメだと肌で感じていますが、何も行動を起こせずにいるので不安に感じています。〈相談者プロフィール〉・女性、40歳、既婚(夫:53歳、会社員)・子ども1人:10歳・職業:会社員・居住形態:持ち家(戸建て)・毎月の世帯の手取り金額:70万円・年間の世帯の手取りボーナス額:250万円・毎月の世帯の支出目安:40万円
常に2倍かかる「ふたごの教育費」、貯金の取り崩しも限界…
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、ふたごの教育費に頭を悩ませている50歳の専業主婦。今後に備えて働きに出ることを検討しているといいますが、いくら稼いだらいいのか知りたいといいます。FPの菅原直子氏がお答えします。私立中学に通う15歳のふたごがいます。塾代が同時に2人分必要になり、教育費に莫大な費用がかかります。貯蓄を切り崩しながらなんとかやってきましたが、残りがわずかになりました。今後、高校、大学に進学すると、さらにお金がかかることから、私も働かなくてはいけないと考えています。今後の教育費や老後資金を考えた時に、私は月にいくらくらい働けばよいのでしょうか。アドバイスよろしくお願いします。 〈相談者プロフィール〉・女性、50歳、既婚(夫:54歳、教諭)・子ども2人:15歳(ふたご)・職業:専業主婦・居住形態:持ち家(戸建て)・毎月の手取り金額:36万円・年間の手取りボーナス額:150万円・毎月の世帯の支出目安:48万円【支出の内訳】・住居費:5万円・食費:7万円・水道光熱費:3万