「確定申告」完全ガイド
サラリーマンも確定申告が必要? 医療費控除や住宅ローン控除、ふるさと納税など、払いすぎた税金を取り戻したい人のために基本から徹底ガイド。
損してない?会社員でも確定申告が必要なケースとは
払いすぎた税金を取り戻そう
会社員で年間の給与収入が2000万円以下の場合、所得税の納税は給与から天引きで国に収める「源泉徴収方式」になります。そのため、税金を自分で計算して納付する必要がなく、納税に対して無関心になりがちな側面もありますが、実は、会社員でも確定申告が必要な場合があります。きちんと理解して申告しなければ、本来受けられるはずの控除が受けられないこともあり、せっかくの税金が戻って来るチャンスを逃してしまう可能性大!そこで今回は、会社員でも確定申告が必要なケースをご紹介します。
FXで儲かった人の確定申告は? 損した時も忘れずに
お得にきちんと利用するために
FX(外国為替証拠金取引)は数百円と少額から始められ、平日は24時間取引ができるので、根強い人気があります。最近はビットコインなど仮想通貨の話題に少し押され気味ですが、トランプ大統領就任前後から、為替市場が大きく上がったり下がったりしたのでニュースで目にすることも多く、新たにFXを始めた方もたくさんいらっしゃるでしょう。今回はFXの確定申告について解説します。
確定申告は気が重い? 5つの“罠”を楽々乗り切る回避術
直前に慌てないためには事前準備を
個人事業主にとっては、少し面倒なイベントともいえる確定申告。サラリーマンの方は基本的に年末調整だけで納税が完了しますが、個人事業主の場合、1年間の収支を計算し、所得などを自ら税務署へ申告することで納税額が確定します。税理士に頼めば楽ちんとはいえ、準備は自身で行うことが必須です。今回は、会計事務所勤務の経験から筆者がわかった、個人事業主が確定申告で陥りがちな5つの失敗事例とその回避法をご紹介します。どれも基本的なことですが、実際にみなさん苦労されているようですので反面教師にしてくださいね。