はじめに
ポイントサービスの拡大により、私たちは以前よりもポイントを貯める機会が増えています。一方で、ポイント経済圏の拡大や多様化により、「結局どれがお得なのかわからない」「自分に合うポイントは?」と悩む人も増えています。
ポイントの活用において「お得さ」も大事ではありますが、本当に大切なのは、「どこで貯めるか」よりも「何のために使うか」という目的です。本記事では、ポイント活用の満足度を高めるために意識したい視点や、貯めるポイントの選択基準を解説します。
ポイント経済圏を1つに絞るメリットとデメリット
キャッシュレス決済やスマホアプリの普及により、ポイントは以前よりも貯まりやすくなりました。一方で、種類が増えたことで「管理しきれない」という声もよく聞きます。効率よくポイントを貯めるために「ポイント経済圏」を意識する人も増えていますが、どの経済圏が自分に合っているか迷う方も多いのではないでしょうか。
ポイント経済圏を1つにまとめるメリットは、効率よく貯まることです。例えば、同じ経済圏のクレジットカード、コード決済、ネットショップ、銀行、証券会社などを組み合わせることで、還元率がアップする仕組みがあります。代表的なポイント経済圏には、以下のようなものがあります。

また、ポイントを集約すると、どこに何ポイントあるか把握しやすく、管理がシンプルになる、有効期限切れを防ぎやすい、などのメリットがあります。細かい管理が苦手な方にとっては、経済圏を絞ることは合理的な選択です。
一方で、経済圏を1つに絞ることで、本来得られるはずのポイントを取りこぼすデメリットもあります。普段からよく利用する店舗が、自分の利用している経済圏に対応しているとは限りません。また、店舗独自ポイントの方が貯めやすい場合もあります。
だからこそ、無理に経済圏を1つに絞る必要はありません。メインの経済圏を軸にしつつ、管理できる範囲で生活圏のポイントも取り入れれば、より効率的にポイントを貯められます。
生活スタイルや価値観は変化していくものです。その時々の暮らしに合わせて、貯めるポイントを見直していくことも大切です。
目的別に考えるおすすめのポイント活用
ポイントには、私たちの生活を少し豊かにしてくれる価値があります。だからこそ「自分が本当に使いたいこと」に活用できてこそ高まります。
・ポイントで浮いた分、少し贅沢なランチを楽しめた
・貯めたポイント(マイル)で家族旅行に行けた
・ポイント投資をきっかけに資産形成を始められた
上に挙げたように、「自分が望む使い方」にポイントを活かせると、数字以上の価値を感じやすくなります。ポイント経済圏選びに迷ったときは、「何に使いたいか」を基準に考えてみましょう。
・日常の買い物に使いたい
ネットショッピングや街中で幅広く使いたいなら、汎用性の高いポイントが向いています。例えば、楽天ポイントやdポイントは、ネット・実店舗ともに使える場所が多く、日常の支払いに活用しやすいのが特徴です。
・旅行に活かしたい
旅行好きの方なら、直接マイルが貯まる航空会社のクレジットカード以外にも、マイルへの交換を前提にポイントを貯める方法もあります。交換可能なマイルの選択肢が多いクレジットカードには、Marriott Bonvoy®アメリカン・エキスプレス®・カードやアメックスのプロパーカードなどがあります。ポイント還元率や年会費のコストも踏まえながら、「どのマイルに交換できるか」「交換時のレート」も考慮して活用すると、マイルが貯まりやすくなります。
・資産運用に活かしたい
ポイントを使った投資サービスも増えています。楽天ポイントやPayPayポイントなどは、ポイント投資の選択肢も比較的豊富です。「投資を始めるきっかけ」として活用するのもよいでしょう。
このように、使う目的によって相性の良いポイントは変わります。