はじめに

株式投資の魅力のひとつである株主優待。投資に興味はあってもなかなかチャレンジする勇気がないという方も多いかと思います。そんな株式投資をしたことがない方、あるいは始めてみたい方に向けて、毎月魅力的な株主優待銘柄をご紹介します。まずはどんな会社があるかを知るところから始めてみませんか?


3万円から始められるのは…

マルコ(9980)

体型補正下着やボディケア化粧品、健康食品等の製造と、直営店での販売を行っている企業です。最近ではテレビCMを見る機会が増えました。RIZAPグループの子会社でもあります。

株主優待優待カタログから選べるRIZAPグループ商品2,000円相当、マルコ20%割引券1枚
最低投資金額3万500円(2018/8/30時点)

3万円程度で投資を始められるところが大きな魅力です。優待カタログには、女性に嬉しい美容商品やインテリア雑貨、マルコ商品等が並んでおり、選ぶのが楽しみになりそうですね。補正下着が気になっている方は20%割引券ももらえますので、これを機にチャレンジしてみるのも良さそうです。

5万円台で買付できる銘柄

ヤマダ電機(9831)

家電業界で売上高がナンバー1の家電量販店です。郊外型店舗の「テックランド」や都市型大型店舗の「LABI」等を全国展開しています。

株主優待自社の店舗で利用できる、2,000円相当の優待券(500円相当×4枚)
最低投資金額5万5,600円(2018/8/30時点)

こちらも5万円程度と少額で買付できる優待銘柄です。家電量販店は多くの方が利用すると思いますので、優待を使いきれずに困ることは少なそうですね。家電だけでなく、化粧品や日用品の購入に使えるところも魅力です。

居酒屋からレストランまで

ヴィア・ホールディングス(7918)

様々なジャンルの飲食店チェーンを展開している企業です。全国に展開しているやきとりの「扇屋」をはじめとし、お好み焼きの「ぼちぼち」や、パスタとデザートが売りの「パステル」等を運営しています。

株主優待会計1,000円ごとに利用できる優待お食事券(500円割引×10枚)
最低投資金額7万2,200円(2018/8/30時点)

居酒屋からレストランまで幅広く使える優待です。お食事券の場合は、自分の活動範囲内に利用店舗があるかを調べてみると良いでしょう。近くに店舗が無い方でも、株主優待券の代わりにカタログ内の商品と交換することができるので安心ですね。

さまざまな飲食店で利用できる

アトム(7412)

外食事業を展開するコロワイドグループの傘下に入っている企業です。北海道・東北・北関東・中部地区を中心に、ステーキ宮、にぎりの徳兵衛、カルビ大将等を運営しています。

株主優待自社およびコロワイド、カッパ・クリエイトの対象店舗で利用できる2,000円相当の株主優待カード
最低投資金額10万6,100円(2018/8/30時点)

グループ会社の飲食店でも優待が使えるところがポイントです。利用可能な店舗数が多いので、ランチで使うのも良いと思います。また、ポイントを日本各地の特産品と交換することもできます。

百貨店業界ナンバーワン!

三越伊勢丹ホールディングス(3099)

百貨店業界で売上高がナンバーワンの企業です。基幹店である伊勢丹新宿本店と三越日本橋本店は2019年度に向けて大規模な改装を控えています。

株主優待伊勢丹や三越、オンラインストア等の買い物で10%割引になる株主優待カード。(9月末時点の新規株主は利用限度額15万円、来年7月末まで有効)
最低投資金額12万5,600円(2018/8/30時点)

三越伊勢丹グループの百貨店をよく利用される方にはとっても重宝する優待です。例えばセールにならない化粧品などでも株主優待カードを使うと多くのブランドで10%オフになり、お得感がありますね。また、セール商品も10%オフになりますので、更にお得です。


今回はお買い物、お食事に関する株主優待を中心にご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか? 9月は優待銘柄がたくさんありますので、お気に入りをぜひ見つけてみてくださいね。

※上記は権利確定が9月末の優待銘柄のうち、最低投資金額が20万円以下、業種が小売業であり、昨年8月29日から9月の権利付最終日にかけて松井証券店内での現物買越人数が多い上位5銘柄です。
※優待内容は株主優待取得に必要な最低購入株数の場合のものです。
※株主優待の内容は変更される場合がありますので、必ず当該企業のホームページ等をご確認ください。

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