皆さんは結婚相手に何をこだわるでしょうか――。こだわりポイントが多すぎれば、確率論から考えて「そんな相手はイリオモテヤマネコレベルに希少です。もしいたならば、とっくに売約済みで残っていません」となるのは容易に想像できます。

ですので、確率的に考える思考方法がきちんと身についている成功パターンの人は「まずは相手への条件を減らす」ことが成婚への必要条件であることは、書くまでもないかと思います。

しかしもう1つ、統計的に考えて成功しやすい思考方法があります。経営用語で「ブルーオーシャン戦略」といわれる戦略の思考方法です。反対語をレッドオーシャン戦略、といいます。

今回はこの2つの戦略の考え方を解説しつつ、愛媛県の結婚希望者のマッチング相手へのこだわり項目回答のデータ分析結果を用いて「結婚への近道となる思考方法」を具体的に示したいと思います。


そもそもブルーオーシャン戦略とは?

最初にブルーオーシャン戦略の反対語となるレッドオーシャン戦略から解説したいと思います。レッドオーシャン戦略のほうが、ライフプランにおいて多くの人が取ってしまいやすい戦略だからです。

レッドオーシャン戦略のわかりやすい例をいくつか挙げてみたいと思います。

インスタグラムでも1投稿につき30万、40万のイイネハートマークが付くようなアイドルや俳優さんの30分間の握手会への参加権が抽選であったとします。この権利獲得に動くのはレッドオーシャン戦略です。

当然、応募者数はものすごい数になりますので、握手権を獲得するのは「血みどろの争い」になります。敗戦者の血で海が赤く染まるような戦い、つまりレッドオーシャンな結果が必至の戦いに参加することになるからです。

あるいは、職業として通訳を目指すとします。英語の通訳を目指したい、というのもレッドオーシャン戦略になりやすい選択です。

確かに英語の通訳は他の言語に比べてニーズもありますが、なりたい人も非常に多く、養成する英会話学校の数も他言語より多いため、「安易な参戦」が生まれやすい環境です。英語圏への留学者や帰国子女が他言語圏に比べて多いことも、戦いを厳しくします。

つまり、レッドーシャン戦略はあえて激戦に参加することを指します。この戦略では勝ち残ることが難しく、勝ち残るためには競争相手よりも生育歴や持って生まれたものがハイスペックであること、獲得に有利に働く特殊な技術を持っていること、運が良いことなどがそろわないと、まさに“血まみれの敗戦結果”となってしまいます。

一方、ブルーオーシャン戦略は血みどろの海ではなく、ほとんど戦いのない海をさわやかに航海して行くイメージです。競争相手がいない、もしくは少ないところで実力を存分に発揮する戦略です。競争相手がほぼいない環境ですので、成功する確率は格段に上がります。

婚活におけるブルーオーシャン戦略

では、結婚相手探しにおいてブルーオーシャン的な戦略はどのような戦略でしょうか。以下のような戦略が、競争相手が群がる可能性が少なく、ブルーオーシャン戦略になると考えられます。

(1)特殊な趣味の仲間限定で探す
(2)一般的にはウケない条件であっても自分にとってはOKな条件をもつ相手に絞って探す

(1)の「特殊な趣味」については、特殊なだけに多岐にわたります。一例だけ挙げておくと、会社のテニスサークルではなく、あえて男性比率の異常に高い将棋サークルに女性社員が入るケースなどです。

(2)の「一般的にはウケない条件」については、参考になるデータがありますのでご紹介したいと思います。