はじめに

4月、なにかと新しい環境でお過ごしの方も多い季節かと思います。慣れない不安もあるとは思いますが、新しい環境をわくわく楽しめるとよいですね。

さて、株式相場も4月から新しい会計年度を迎える会社が非常に多く……ということは、3月は決算月と同じく優待銘柄も736社もありましたが、4月は30社と大変少ないです。

ですが、4月の権利銘柄は私が保有している会社のほかにも興味深い会社があります。しかし、すでにかなり値上がってしまっていて、なかなか株価的にはおすすめができません……。

そこで、まずは知っていただき、権利落ち後に安値があれば、私自身ももっとほしいと感じている2社を紹介したいと思います。そしてもう1社は、今後の値動きはイマイチわかりませんが、「持っていてもよいのでは?」と私的に思えた優待付きのREITのご紹介です。

※株式のご購入は自己責任でよろしくお願いしますね。


茨城産のおいしいメロンがもらえます♪

「1383 JQS ベルグアース」

野菜苗生産販売を中心に行うベルグアースは、親孝行の息子さんが「母が農作業で大変苦労している姿を見て、なんとかしてあげたい!」という気持ちから始まった会社だそうです。

農業は「辛い」「儲からない」から少しでも儲かるように楽にしてあげたいという優しい気持ちから発足され、おいしい果実が多く収穫できて、かつ病気や連作障害にも負けない苗に強みのある会社へと成長しました。

大好きなお母様のために純粋に考えたからこそ、すばらしい苗を生むことができたのだと思います。

<株主優待内容>

権利日株数優待内容
4月末100株以上(1)または(2)より選択 (1)茨城県産メロン(3,000円相当) (2)QUOカード(1,000円分)

今年の1月13日に株主優待の導入が発表されました。それまでの株価は100株で10万円未満だったこともあり、3,000円相当の茨城県産メロンがもらえるというのは相当インパクトがあったようです。発表後にはストップ高を付け、多少の調整後にさらに上がり、発表から3か月経たないうちに、ほぼ倍の株価になりました(記事執筆時)。

PER約70倍まで買われてしまって明らかに割高ですし、会社の発表では、こちらのメロンの優待も今後の変更予定もあるということですので、はっきり言ってしまうと、株を購入するのであれば権利落ち後の安いところをおすすめします。

「権利落ち後の安いところだなんて、優待もらえないから意味ないじゃん!」と思われるかもしれませんが、お母様への思いから生まれたこちらの会社の製品はすばらしく、ビジネスモデルもなかなかのもの! 「らでぃっしゅぼーや」との協業なども積極的に進めています。

今後はアジアへと海外事業も展開していくようですし、私的にはこれから伸びていく成長企業ではないかと思っています。私は優待が発表されて、少し落ち着いた頃、1,300円で100株を購入しました。

まずは今回の優待メロンを楽しみにしていますが、権利落ち後に私の購入した価格よりもさらに安い価格があれば、家族にも買ってもらってベルグアースの今後の成長と優待を楽しみにしていきたいと思っています。

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