はじめに
【オフィスカジュアル編】プロのセミナー講師風
本書138ページより
お客様から「人前で話すときに着る服」をオーダーされたときは、明るい服を選ぶことが多いです。そのほうが舞台映えし、その人のスキルが際立って見えるからです。女性であれば白いジャケットも選択肢に挙がりますが、男性が着こなすには難易度が高いでしょう。
そこで、ベージュ色のジャケットです。男性のビジネスファッションでは黒・紺・グレーなどの色が多いので、ベージュ色のジャケットは、ひときわ明るい印象を与えます。
パンツは、チャコールグレーのスラックスにして、ジャケットの明るい印象を引き締めます。このコーデには、白シャツにノーネクタイも◎です。ネクタイを絞めるなら、紺色など濃い目のネクタイと合わせると印象がグッと締まります。
【プライベート編】都会的で表参道が似合う30~40代の大人の男風
本書160ページより
東京で女性に人気の表参道。その街並みにマッチする大人は年齢にかかわらず若々しいイメージですが、年齢は服装で十分カバーできます。
休日に履く白いスニーカーは、見るからに爽やかな印象を与えます。さらに、くるぶし丈のパンツと合わせれば、都会的なイメージがプラスされます。「足元の白靴は汚れやすい」という理由で敬遠する男性が多いですが、女性からの好感度は想像以上に高いのです。白いスニーカーの汚れは、100円ショップで販売されている水回り用の「メラミンスポンジ」を使えばきれいに落とせます。また、靴ヒモも汚れたら洗ったり変えたりしましょう。