はじめに
なぜ、中古車なのか
理由としてはいくつか考えられますが、一番としては新車では月額利用料金が高くなってしまうからです。他社との比較は細かいサービスの違いもあるので一概にはできませんが、このサービスで最も月額料金が高いのはミニバンの「フリードハイブリッド」とSUVの「ヴェゼルハイブリッド」、そして追加設定されたS660、この3車種は月額で5万9,800円となります。
ホンダがサービス開始時に発表した価格。現在はS660も追加されています
中古車でこの価格ですから、同等のサービスを新車に行えば当然利用料金は高くなります。また基本的なことですが、新車と中古車は常に表裏一体、新車が売れないと中古車は発生しないわけですから、それぞれが適正な台数が売れないと市場自体がスムーズに回りません。ホンダとしてもこれらのバランスを取り中古車市場を活性化させる手立てのひとつとしてサービスを開発したと筆者は考えています。
またリースの場合は新車での契約が基本で利用期間は年単位です。さらに保険料などは自己負担ですから一度契約したら簡単に解約や返却はできません。
最も価格が安いのが旧型のN-BOXで月額2万9,800円から利用することができます
ゆえにこれらの問題をクリアにするためにもこのサービスは中古車にスポットライトを当てたわけですが、この他にも契約時に必要な契約書記入や審査自体などの手続きがスムーズな点もポイントです。理由は支払い(決済)自体をクレジットカード(のみ)で行うので、そもそもその段階で個人の信用情報がクリアになっているからです。さらに一度会員登録すればその後のクルマの乗り換え等はWEBなどで行える手軽さも大きな魅力と言えるでしょう。