はじめに

DAで9型大画面のモデルが登場

カロッツェリアから今回発売されたのが「DMH-SF700」「DMH-SZ700」、2種類のDAです。どちらもスマホを接続することで多彩なアプリを使いこなせる点では共通ですが、トップモデルに位置する「DMH-SF700」はディスプレイを本体からフローティング(浮かせる)構造としたことで9V型という大画面を実現しています。

大画面は昨今のカーナビでもトレンドのひとつになっていますが、スマホの場合は6インチ台、タブレットではAppleのiPad miniが8インチ台ということを考えてもこの画面サイズが大きいことがイメージできると思います。

またもうひとつの「DMH-SZ700」は6.8V型というこれまで同様のオーソドックスな画面サイズを採用。その分、多くのクルマに採用されている2DINと呼ばれる取り付けスペースに装着できます。また価格を抑えることができるメリットもあります。

6.8V型の「DMH-SZ700」は基本機能は上位モデルと同等です

クルマの中から家電を操作

車載用ということもあり、前述したように音声による操作はDAの得意分野です。そこに今回カロッツェリアの新製品は市販DAとして国内初となるAmazonの音声認識システムである「Alexa(アレクサ)」を搭載しました。

すでに自宅などでAlexa内蔵のスマートスピーカーやタブレットなどを使っている人なら、今回のDAに搭載されたメリットはすぐに感じることができるのではないでしょうか。

Amazon Alexaの採用は車載DAの使い勝手を大きく向上させます

元々Alexaには「スキル」と呼ばれる多彩な機能を付加することができます。天気予報やニュース、Amazon Musicなどはもちろん、家の中でAlexaと家電を連携させていれば、家に着く前にエアコンのスイッチを入れることも可能になります。また同時にこのDA専用に開発された「カロッツェリア スキル」を追加すれば再生ソースの切り替えなども音声で行うことができます。

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