はじめに
目に飛び込んでくる“未来”
デザインコンセプトは「タイムレス ジャパニーズ フューチャリズム」。これだけではややわかりづらいのですが、非常にシンプルなラインとモダンさを両立しているとのこと。特に前述したようにエンジンがありませんので冷却のためのラジエターも不要。つまりフロントグリルにはすき間がなく、スモーク調のパネルで覆われています。実はこの内側には先進安全技術のセンサー類が搭載されているのですが、デザイン性と同時にセンサー類の保護を行うという役目も両立させています。
イグニッションオンで空調の操作スイッチが浮かび上がります
インテリアのキーワードは日本語の「間(ま)」でこれまでに見たことの無い世界観が堪能できそうです。
特に驚くべきは基本的に物理スイッチが無く、イグニッションをオンするとインパネ上にアイコン(スイッチ)が浮かび上がります。パネル自体も日本の伝統工芸をモチーフにしたもので前述したコンセプトに沿ったものと言えます。
左側のディスプレイはナビの他、AV機能など多彩な表示を組み合わせる事が可能です
またインパネには2つの12.3インチのディスプレイを配置、中央部のディスプレイはナビだけでなくスワイプ操作などで音楽やハンズフリー通話など多彩な表示を可能にします。実はこの仕組みも後述するた昨年のイベントで公開されており、その点でもアリアはまさに新時代の日産車を体現するモデルとして開発されていたことがわかります。