はじめに

日経平均株価はコロナ禍以前の2万3,000円台まで回復してきましたが、人々の生活様式が変わったことにより売上に影響を受けている企業も少なくありません。そこで今回は、松井証券で昨年10月に買い越し人数が多かった優待銘柄のうち、今年の中間決算で経常利益が黒字だった企業をピックアップしてみました。10月は株主優待銘柄が36銘柄と少ないですが、コロナ禍の中でも利益を出している企業に目を向けてみると、新しい発見があるかもしれません。


主婦に人気の業務スーパー!

【神戸物産(3038)】

神戸物産

「業務スーパー」を展開している企業です。国内グループ会社で製造するオリジナル商品のほか、「世界の本物を直輸入」をコンセプトに輸入商品を取り扱って差別化を図っています。

株主優待「業務スーパー」で利用可能な商品券1,000円相当
※希望する株主には自社グループ商品の詰め合わせと引き換え可
長期保有特典100株を3年以上継続保有の場合、商品券3,000円相当
最低投資金額71万2,000円(2020/8/24時点)
権利付最終日10月28日

こちらは業務スーパーで利用できる1,000円相当の商品券がもらえます。雑誌やキュレーションサイト等で特集されることが増え、日常的に利用している人も多いのではないでしょうか。店舗は全国に展開されていますし、もし近くにお店がなくても自社グループ商品の詰め合わせと交換ができるので安心ですね。

3つの優待から選べる

【萩原工業(7856)】
合成樹脂繊維「フラットヤーン」とその二次製品を製造・販売する大手メーカーです。フラットヤーン技術を応用した産業機械の製造・販売も行っています。

株主優待以下の1,000円相当の商品から選択または寄付
・mt マスキングテープ10巻セット
・匠シリーズ 和みシート(2畳)
・QUOカード
長期保有特典100株を3年以上継続保有の場合、以下の2,000円相当の商品から選択または寄付
・白桃とチーズのおかやまラング&白桃とチーズのおかやまミルフィユ
・ 自社製品詰め合わせ4点セット
・ひととえ 凍らせて食べるアイスデザート
最低投資金額14万3,300円(2020/8/24時点)
権利付最終日10月28日

会社がある岡山県の特産品マスキングテープと、耐久性が従来品と比べて3倍というデザイン性のあるブルーシート、このほか1,000円相当のQUOカードより一つ選ぶことができます。こちらは長期保有特典があり、100株を3年以上継続保有すると2,000円相当の商品から選ぶことができるようになります。企業のWEBサイトに写真付きで商品が載っていますので、気になる方は見てみると良いでしょう。

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