今まで当たり前にあったこと、できたことが、コロナ禍によって手の届かないものになってしまいました。便利だと思っていたことが、使いづらいものになってしまいました。
世界が急に変わってしまったときに、人はどうもがき、学び、糧としていくのか。科学技術と物質に頼り切った社会(東京)と、自然が主役として悠々と時間が流れる世界(モンゴルの草原)との対比を通じて、柳楽優弥さん演じる主人公・タケシの成長を描いた映画『ターコイズの空の下で』が、今年2月26日から全国で順次封切られました。
新型コロナウイルスという運命を、私たちはどう受け止めればいいのか。同映画を撮ったKENTARO監督に、作品のこと、コロナのこと、そして監督が思う今後の映画について聞きました。
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