はじめに
これまでは考えられなかった倒産が続々と
昨年3月の全国一斉休校、その影響を受けて倒産に追い込まれた企業もあります。中部地方で学校給食用の食材を販売をしていた会社は売り上げが激減し破産を申請。関東地方で学生寮を運営していた会社は、休校やオンライン授業の増加によって入寮者が減少したことで事業継続を断念しました。
それだけではありません。関東地方の葬儀社は、取引先の病院でクラスターが発生し、業務斡旋が受けられず破産を申請をしました。また飲食店の酒類提供自粛の影響を受け、倒産に追い込まれた運転代行業者もあるといいます。他にも、「外国貨幣自動両替機設置事業者や、地下アイドル事務所など、通常では見られないコロナ禍ならでは倒産が散見されます」。
今までの常識では考えられなかった理由によって、倒産に追い込まれる企業が増えています。予想以上に長引くコロナ禍、これ以上被害が拡大しないよう一日も早い収束を願うばかりです。