はじめに
「もう年末……」毎年この時期が近づいてくるとなんとなく気が重い。そう、それは『大掃除』のせい。寒い、忙しい、忘年会で金欠と、貴重な休日はできる限り動きたくない季節です。「なぜこの時期に一番面倒なことを……」と、うらめしく考えてしまうのは私だけでないはず。このままでは、ギリギリで中途半端な掃除で新年がやってくる……。共感しつつゾッとしたあなた。今年は、まず100円ショップに行きましょう!いま100円の掃除グッズはものすごい進化しています。人気のダイソー、キャンドゥ、セリアから、実際に使えるグッズをピックアップ。超ロングセラーから目からウロコののアイデアグッズまで、これさえあれば、もう大掃除は怖くありませんよ。
※(ダ)=ダイソー、(キャ)=キャンドゥ、(セ)=セリア
2017年11月取材当時の取扱いになるため、品切れ・商品変更の際はご容赦ください
頑固なキッチン・トイレ汚れも、ス〜ルスル!
Vキング メラミンスポンジ(ダ)
ダイソーのお掃除アイテム、超ロングランの定番商品といえば、こちら。洗剤を使わず、軽く濡らしてこするだけで「水アカ」「湯アカ」頑固な「油汚れ」がスルスル落ちます。3cm×3cm×3cmのキューブが30個入りは、類似の『激落ちくん』と比較してもかなりお得。ちなみに『落ち落ちVキングシリーズ』には、お風呂の湯アカ専用スポンジもあり。風呂の椅子や洗い桶などにこびりつく水アカにはこちらをどうぞ。
クエン酸(ダ・キャ・セ)
洗面所やトイレに入ると感じるイヤ〜な臭い。でも空気がこもりやすいので、強い薬剤は使いたくない……そんな時は、クエン酸で一発OK。500mlの水に小さじ2杯を溶かしたものを、トイレットペーパーの上から気になる場所にスプレーして、しばし放置。水を流せば、頑固な黒ずみや汚れと一緒にアンモニア臭までなかったことに。トイレ汚れはもちろん、蛇口やシャワーヘッドの、あの白いガリガリした汚れもスッキリします。常備してシュッシュッとすればイヤな臭いとはサヨナラです。
重曹クリーナー(ダ)
水垢・臭い対策に強いクエン酸ですが、油汚れには断然『重曹』。こちらの重曹クリーナーは、界面活性剤不使用なので、電子レンジや冷蔵庫の中、ベトベトしがちなキッチン床に使えるのはもちろん、茶渋までもこれ1本で大丈夫です。うっすら手垢汚れがついた壁もひと吹きで白くなるし、リビング、家電にも安心して使えるのが嬉しい。ラムネのような爽やかな香りなので、掃除の後が気持ちいいのも高ポイントです。
油よごれクリーナー(キャ・セ)
「スプレーするのすら面倒なんです……」そんな筋金入りのズボラさんには、こちらのアイテムを。ご覧の通り、ライター宅の長期放置レンジ汚れが、あっという間にスルスル落ちました。
こういった類の汚れ落としシートとの付き合いはウン10年以上ですが、自分史上間違いなくナンバー1です。とにかく力を入れなくても面白いように油汚れと焦げつきが落ちていきます。ただし、高性能界面活性剤配合なので、お子様やペットの触れないガス台やレンジフード限定で。