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オリックスにJT、マルハニチロも…株主優待の潮目、廃止増加の背景とは
原点回帰?企業側の思惑と注意点
先週多くの企業が決算発表を終了しました。その中で、特に注目を集めた企業がありました。2024年3月末で株主優待を廃止する事を発表したオリックス(8591)です。この報道を私もツイートしましたが、反響が大きくインプレッション(他の閲覧者に表示された回数)が78万となりました。株式市場に携わる方は株主優待制度をご存知だと思いますが、携わっていない方の為に、株主優待制度について簡単に説明します。
値上がり続きの電気、ガス、水道で思わぬ金額になることも。今日からできる節約法
やりがちな「待機電力カット」は意外と効果薄
スーパーに並ぶ食料品、ファストフード、ガソリンやクリーニング代など私たちの暮らしに関わるさまざまなモノやサービスの値上げが続いています。光熱費にしてもしかりで、液化天然ガスや石炭など発電に使う燃料価格が上昇しているため、大手電力会社10社のうち半数の5社が6月の電気料金を値上げすると発表しました。残りの5社はすでに価格転嫁の上限に達しているため5月から据え置きとなっています。ライフラインと呼ばれる、電気、ガス、水道は料金が高いからと言って「使わない」訳にはいかないものです。しかしこの値上げラッシュの中、無頓着に使っていては思わぬ金額になってしまうこともあります。今回は電気、ガス、水道代を少しでも節約できる、基本的な暮らし方を紹介します。
2022年住宅ローン制度改正、何がどう変わったの?
「改悪」となるところもあるので要チェック
人生の3大資金の一つに数えられる「住宅購入」。首都圏の住宅購入平均価格は戸建で3,922万円、マンションで4,993万円とかなり高額です。※参考「2020フラット35利用者調査」自分が気に入ったオウチを買いたい!でも、資金は必ずしも潤沢にあるわけではなく限られた予算の中での最大限…、と考える方が多いのではと思います。 そんな高い買い物だからこそ、国の制度(補助)が使えるのであればしっかりと活用したいところ。 その住宅に関わる制度が今年改正されました。何がどう変わったのか、解説していきます。
外はサックリ、中ふんわり「ブロッコリーの切り株トースト」
具だくさんの総菜パン
市販のバゲットを切り株に見立て、ブロッコリーや、ブロッコリーと相性の良い具材を沢山詰め込んで焼き上げた総菜パン。グラタンのような、キッシュのようなこのパンは、外はサックリ中はふわふわです。作り方も楽しいので、朝食に、ランチに、子どもと一緒に作ってほしいアイデア料理です。
生涯独身で過ごすために必要な金額は?住宅、医療、施設…生活費以外に備えておくべきこと
未婚率増加で考えたいお金の話
ファイナンシャルプランナーとして活動する中で、お客様から「もう、このまま独身かもしれないので……」といった相談を受けることが多くなりました。ライフプランのモデルが身近にいないこともあり、誰に相談したらよいかわからないそうです。生涯独身で過ごすことを考えると、高齢者向けの施設や高齢者医療費など、将来に向けてそれなりの準備が必要となりそうです。
54歳独身、月の手取りは27万+副業8万「本業の手取りを10万にしたいけど老後が心配」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、本業と副業で生計を立てる54歳一人暮らしの女性。本業は正社員ですが、会社の方針に疲れてしまい、手取りを半分程度まで減らして派遣かパートに転換しようか検討しています。副業でうまく収入を得れば成り立つでしょうか? FPの飯田道子氏がお答えします。
「ユーロ売りブーム」の正体と下落が広がっても投資家が動けなかった理由
成功体験の後に訪れた失敗
「売り」からも始められるのはFXの大きな特徴の一つです。ただ、本来的に不確実な相場予想に偏り、確実性の高い金利差を無視したことによる「失敗例」について、前回は紹介しました。今回は、低金利通貨のユーロの売りで「成功」と「失敗」の両方を経験したケースについて紹介したいと思います。
米市場が年初来安値、その背景は?インフレ見極めのために押さえるべき2つの経済指標
消費者物価指数(CPI)の動向
5月の「FOMC」では予想通り通常の倍の0.5%の利上げと、6月から保有資産の圧縮開始が決定されましたね。6-7月も0.5%の利上げの可能性が示されているものの、0.75%のトリプル利上げに関してはパウエルFRB議長が慎重な姿勢を示しました。とはいえ、通常0.25%ずつ利上げすることを考えると急ピッチの金融引き締めであるといえます(FOMCについて、詳しくは連載第5回をご覧ください)。その背景には、あまりにも高いインフレと、インフレ抑制に迅速に動く必要性があることや、労働市場がきわめてタイトであることなどが、FOMC後のパウエル議長会見で伝えられています。
自動車税と固定資産税は「クレジット払い」か「キャッシュレス決済」どっちがお得?手数料がかかる場合も
ポイントの有無や注意点
例年、4月末から5月頃、みなさんのお手元に「自動車税」と「固定資産税」の納付書が届きます。毎年のこととわかってはいるものの、この二つの納税金額は、連休中に緩んでいた財布の紐を結び直さなきゃ……とドキッとさせられるくらいの金額ではないでしょうか。納税は銀行や郵便局だけではなく、コンビニでも支払いができるため、非常に便利になりました。最近では、決済方法の進歩によってコンビニにすら行くことなく、自宅で24時間支払いを行うことも可能になりました。今回は、自動車税と固定資産税を支払うときに、お得なポイントの受け取り方と、支払いの際の注意点を解説していきます。
「○○万円の壁」は意識したほうがいいのか?公的年金と向き合う上で考えるべき3つのこと
知らないと損する年金の真実(3)
人生終盤の生活を支えることになる公的年金とは、どう向き合っていけばいいのでしょうか?そこで、経済コラムニスト・大江 英樹( @officelibertas )氏の著書『知らないと損する年金の真実 - 2022年「新年金制度」対応』(ワニブックスPLUS新書)より、一部を抜粋・編集して公的年金で大切な3つのことについて紹介します。
海外セレブも投資するNFT、所有するとどんな価値があるのか?暗号資産の下落相場でも強い関心は継続中
購入のハードルも下がっている
米国をはじめ各国で金融引き締めの動きが加速するなか、株式市場とともに暗号資産市場も相場が落ち込んでいますが、暗号資産、なかでもNFTへの強い関心は継続しています。NFTマーケットプレイスのOpenSeaでは、この4月にイーサリアム上で日次の最高取引高を更新し、月間の取引高でも約35億ドルと高い水準を保っています。NFTとは「Non-Fungible Token」(ノン ファンジブル トークン)の略で、日本語では「非代替性トークン」といいます。その説明についてはMONEY PLUS編集部の記事があるので割愛しますが、ここではデータを区別する技術として覚えてください。この技術によって様々なデジタルコンテンツを市場で取引することができるようになりました。NFTは昨年から暗号資産市場の一大ブームとして注目を集めていますが、ユーザーとしてNFTを持つことで何ができるのか、その価値が一般にはわかりづらいと思います。NFTで管理されるデジタルコンテンツが唯一無二のものだとは言っても、その画像や動画など、表側のデータはコピーできてしまうことがほとんどです。以下では、退屈そうな猿の顔をモチーフとした人気
自己投資や交際費で赤字の40代ライター。フリーランスが老後資金を貯めるベストな方法は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、44歳のフリーライターの女性。そろそろ老後資金を準備しようと考えていますが、自己投資や交際費・被服費などが多く、毎月赤字に。どの支出も下げるのは難しいと言います。資産形成へのステップは? 家計再生コンサルタントの横山光昭氏が運営する『マイエフピー』のFPがお答えします。
新年金制度で受け取り方はどう変わったのか?選択肢が広がった意味とは
知らないと損する年金の真実(2)
2020年に通称「年金制度改正法」が成立し、2022年から新しい年金制度が始まっていることをご存知でしょうか?そこで、経済コラムニスト・大江 英樹( @officelibertas )氏の著書『知らないと損する年金の真実 - 2022年「新年金制度」対応』(ワニブックスPLUS新書)より、一部を抜粋・編集して年金改革で変わることについて解説します。
ウチの家庭は使いすぎ?お金のプロに聞く「適正な食費の目安」かさむ人の特徴とは
20〜30代家庭の半数が5万円以内
小麦粉や食用油をはじめ、食品の値上げが相次いでいます。帝国データバンクの調査によると、食品主要メーカー105社において2022年に価格改定を実施または予定している品目は累計6,000を超えるといいます。食品の値上げは家計をじわじわ圧迫。食費がかさみ頭を悩ませている家庭も多いのではないでしょうか。コネヒトが実施した調査によると、年収1,000万円未満の家庭では半数以上が食費を5万円未満でやりくりしているという結果になりました。世帯年収や世帯人数、子供の年齢によっても大きく異なる食費。毎月いくらを目安にしてやりくりしたらいいのでしょうか。お金のプロに聞きました。
未成年の子がいる親・不動産持ち・経営者。20代でも遺言書を作成しておきたい3つのパターン
万が一の場合、思いもよらぬ面倒ごとに発展することも
遺言書の作成は、終活のひとつとしてまだまだ先だと思っている方も多いと思います。しかし、状況によっては、20代、30代、40代と、若くても遺言書を作成しておいたほうが安心な場合があります。今回は、「若くても遺言書を作成しておきたい3つのパターン」をお伝えします。
若者の「年金の払い損」は本当なのか?世代間対立のとんでもない誤解
知らないと損する年金の真実(1)
人生終盤の生活を支えるため、年金はとても大切な財源のひとつです。しかし、「将来、年金がもらえなくなる」といったニュースなどを耳にして、不安を感じている方も多いのではないでしょうか?そこで、経済コラムニスト・大江 英樹( @officelibertas )氏の著書『知らないと損する年金の真実 - 2022年「新年金制度」対応』(ワニブックスPLUS新書)より、一部を抜粋・編集して年金に対する誤解について解説します。
いつまでフルタイムで働く?手取り年355万円39歳女性は「ゆるFIRE」を目指せるか
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、39歳独身、会社員の女性。仕事がハードなため、今すぐにでも月収12万円ほどのパートに切り替えて、これまで貯めた1,700万円を元手に生活したいと思っています。希望を実現するためにはどんなプランが必要でしょうか? FPの秋山芳生氏がお答えします。
実態のあるものへ投資せよ、詐欺を見抜く方法は?
正しい投資の考え方
資産運用に対して、しっかりとした考え方がかなり広まってきた印象を受けます。多くの個人投資家がいわゆる「長期・分散・積立」に基づいて、つみたてNISAの非課税制度を活用して資産形成をしています。これはひとえに投資を啓蒙してきた方々の継続の結果だと思います。しかし、一方で投資よりも前に身につけておくべきお金を守るという姿勢や考え方は未だに普及していないと感じることが多いので、今回は一般的なアプローチとは少し毛色を変えて投資について考えてみましょう。